見出し画像

知識や自分をよく喋る奴ほど、、、はったりの世界と真理。

先日、初心者が集まるレッスン兼セッションの場に行った。
とあるエレベのベーシストがいたのだが、かなり変わった見た目のベースを持っていたので見ていたら話しかけられた。

ベースですか?ベーシストで誰が好きですか?自分は◯◯が好きで、あのテクニックには憧れますわー。
普段は自分ファンクなどやってるですよー、でもジャズの要素も取り入れたくて、今日は初めて来たんですよー。

と、若干知識や腕があるというのをアピール、結構弾けますよ少しマウントしているかのようだったが、まあ気さくな若者(30手前くらいか)だった。
普段ファンクやらやっていると言っているのでさぞかしそっち系は上手いんだろうな、自信があるのだろうな、と思っていた。

ジャズが初めてということで、、、
いざ演奏が始まると、ん?という感じ。
曲の最初はとりあえず2ビートを弾いてて、程よく4ビートに行きましょう!という先生的な方が言ってくれてるにも関わらず2ビートが出来ない。
あ、2ビートという表現が分からないだけかな?と思っていると、先生が口でこうだよ、って教えてくれてもできない。。。
ファンク以前の問題だろ、、、
音は切らないで伸ばした方がいいよ、と言っても切ってしまう。
ジャズが初めてとかそういう問題ではない。
先生も困った顔で、、、ではルートだけで良いので2ビートやってみようか!と言ってくれてもなんか違う。音は切っちゃうし間違いだらけ。

『ジャズの要素を取り入れたくて、、、』って、
適当な気持ちで来るからそんなんじゃないの?って。
自分には出来ると思ってたんだろうね。
弾いている姿や腕や指使い、1音1音のサウンド聴いてもとてもファンク系が出来る腕ではない。
スラップとか好きなんだろなぁ。

いや、それは別にいいんだけどね、上手くないから、みんな上手くなりたいからココに来ているわけで。。。
でも恥をかけることはすごく大事なことである。ある程度年齢がいっちゃうと誰も言ってくれないからね。

この件、まとめるとまさに『言うは易し』

最終的に先生が『彼(アライサン)の2ビート、4ビートのプレイを参考にしてみて雰囲気を把握してみてね』ってなっちゃった。

反面教師。自分も気をつけないと。
ちょっと弾けるからって他人にアピールやマウント、去勢をはる人にはなりたくない。

常に意識はとにかく練習あるのみ。

まあ、彼の場合はね、その『ちょっと』の腕すらないド初心者だったのが笑えるとこ、可愛いなあと思えるのだが。

でも彼はある意味今回恥をかいたので絶対上手くなるだろう、って思う。
もちろん本当に音楽が好きならばね。

いろんな人がいます。

記事投稿:アライサン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?