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職場(1)

職場の同僚と覚しい女が3人、先程から、カフェの隣席で、部下と覚しい女の人(「Eさん」と呼ばれていた。)にまつわる陰口に花を咲かせています。

「よくもまぁ、ああやって、他人に対して手放しでダメ出しができるもんだナァ」。全くの部外者である私は、Eさんではなく彼女たちに同情します。

「話す」ことは「離す」ことだ、と誰かがいいました。「ああやって思い付く限りの悪口を引っ張り出し合って、負の感情を『離して』いるのかもしれない」。

意図せずその副流煙を浴びながら、私は、いとも簡単に負の感情を放出できる彼女たちを少しうらやましくも思います。

偉大な人は考えについて議論し、平凡な人は出来事について議論し、狭量な人は他人について議論する。(エレノア・ルーズベルト)



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