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今年の20本目

今年の20本目、DEUX JOURS, UNE NUIT、観ました。

週末に、(それほど仲良くもない)同僚がいきなり家に訪ねて来たら、ちょっと引きます。

「職場の投票で、ボーナス返上を受け入れる同僚が半分以上になれば、私のクビを回避できる」と迫られれば、もっと引きます。

自分なら、「まぁ、週明けまで考えるよ」とお茶を濁すカナァ。「分かった、君に投票する」といっておいて、追い返すカナァ。どうせ、無記名投票だ。

誰でも、自分の生活が大事です。だから、結局、サンドラは票を読み誤る。そういうドンデン返しを予想しながら観ました。

でも、大切なのは票の数ではなく、「人が人を裏切らない」ことの方でした。ドンデン返しのない結末に、他人への信頼の回復を見た映画でした。

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