富山市が中心市街地活性化のモデルとされている、という話は、私でも知っています。だから、久し振りに訪れる富山市に、多少の期待をしていました。

「幼い頃に見た商店街が、どれぐらい活気を取り戻しているだろうか」と。結果として、期待は、裏切られました。

総曲輪通りはまだしも、中央通りは、悲惨なぐらいシャッター通りで、のみならず、大型マンションが空き店舗をすり潰してひょろひょろ点在していました。

新幹線の開通効果はこの辺りに及ばず地価も下落している、とも聞きました。中心市街地活性化の正体を見せ付けられた私は、とぼとぼと宿に引き返しました。