あの　子　が　呼んで　いる　よ

暗い　夜の扉　開けて　ください　　と

扉　を　開けて　光　を　入れて　ください　と

あの子　が　ひとりぼっち　で

呼んで　いる　よ

暗くて　何も　見えない　と

涙　を　流して　いる　よ　ーーー　どうか

光　よ　及んで　ください

あの子　に　光　を　見せて　ください

あの子　を　光　で　包んで　ください

光の精　たち　よ　ーーー

恵み　の　光　をーーー

あの子　に　ください

・・主は　光の国から
　　この願いを聞き受けられたーーー

春に　魂　の　扉　を　開けて　くださり

あの子　は　光の世界の中へ

あの子の　まなこ　に　奇跡　の

御光り　が　ーーーーーーーー

あの子の人生に一番の喜びが

飛び込んで来た

あの子　が　生まれて　はじめての

満面　の　笑み　を　見せている

友たちにも　笑顔が　広がり

にこやか　な　午後の　ひとときが　訪れた

誰かが　紅茶　を　差し出した

あの子　は　紅茶の色　と　湯気　に　感動　し

その美味しさと　新鮮さに　喜びを　隠せない

あの子　に　至福　の　時　が　訪れている

とうとう　あの子　に　幸せ　が　やってきた

木々の小鳥たちが　歌いはじめ

丘から　山々　へ　幸せ　の　ハーモニー　が

伝わって　いく　よ　ーーーーーーー