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NovelJam「帰りゃんせ」販促チャレンジ企画「百物語」

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NovelJamによって生み出された私の怪談小説「帰りゃんせ」を販促するために、グランプリまでに百物語を完成させるマガジンです。なんとか完成させてグランプリで怪異を起こすぞー!
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#毎日更新

百物語40話目「夜なのに昼」(実話怪談)

冒頭の写真の話だ。 これ、娘のむっちゃんが夜に撮った写真なんだけど、1枚だけ昼みたいに撮…

日野光里
5年前
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百物語39話目「HONKOWA」(実話怪談)

旧「本当にあった怖い話」、現「HONKOWA」は私の愛読書だ。ほぼ創刊当時からずっと読んでいる…

日野光里
5年前
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百物語35話目「侵入者」(実話怪談)

実家を出てから、私は留守電に男が住む部屋で初めて一人暮らしをして、(ちなみにこれが百物語…

日野光里
5年前
4

百物語33話目「心霊写真の障り」(実話怪談)

我が娘、むっちゃんの話だ。 我が家にはルールがある。 代表的なものとしては、夜お風呂で実…

日野光里
5年前
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百物語27話目「あの橋でのこと」(実話怪談)

福岡の事件として有名なのは3人もの幼子が亡くなった飲酒運転事件だろう。あれから随分法律は…

日野光里
5年前
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百物語23話目「開発された古墳」(実話怪談)

強い霊が住む古墳が開発のために森を丸刈りにされていた。 その光景に驚愕した翌日、サイレン…

日野光里
5年前
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百物語21話目「ご利益があった話」(実話怪談)

昨日はカンカンダラで金運があがった話を書いた。 で、今回も金運の話。 近所に虚空菩薩様を祀った神社がある。 毎年1月にはそのお祭りがあるんだけど、そこでは硬貨を交換して金運をあげるという儀式があってる。 移住者なので、その神社のことは知らなかったんだけど、小学校のママ友が 「あそこは有名なんだよ」 と、教えてくれた。 その祭りの日には、結構な遠方からも駆けつける人がいるそうだ。 よくある話っぽいけど、実話がある。 その話をしてくれたママ友が初めて硬貨交換をし

百物語20話目「金運があがる話」(実話怪談)

今年の話だ。 怖い話好きの私に友達が近所で現在進行形の怖い話をしてくれた。 家を建てる途…

日野光里
5年前
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百物語19話目「留守番電話に住む男」(実話怪談)

公衆電話も使い方がわからない人が多いらしいけど、昔の家電話についていた留守電機能について…

日野光里
5年前
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百物語18話目「通り道」(実話怪談)

会社でシナリオライターをしていた時代に住んでいた部屋はベランダ側に武田鉄矢さんのご母堂が…

日野光里
5年前
6

百物語17話目「ピカチュウ!」(実話怪談)

まだ、娘のむっちゃんが小さい頃、ピカチュウのオモチャを買った。 小さなやつで、ボタンを押…

日野光里
5年前
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百物語16話目「英彦山の祓い」(実話怪談)

大人になって通った学校で友達になった人がいた。その彼の母親が拝み屋さんだったと知る。そし…

日野光里
5年前
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百物語15話目「もうひとつの手」(実話怪談)

これは我が娘、むっちゃんの話だ。 以下の話とかに出てきた子ね。 むっちゃんがひとりで風呂…

日野光里
5年前
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百物語14話目「おかっぱの女の子」(実話怪談)

私には定期的にオカルト談義をするために寄り合うオカル友・ポンくんがいる。 彼はその筋では有名なサイトを運営しているんだけど、今後の彼の話のために仮名で進めたい。 そんな彼に以下の娘の話をした。 彼は長年幽霊を見たいと、日々修行をしてるんだけど、なかなかバッチリとは見えないと嘆く人だ。 でも、最近、ちょこちょこ見えるようになってきたらしい。 で、私を通して見ながら、こう言った。 「おかっぱの女の子かな?」 だ、そうです。 だから、一応性別は女性として書いたのよ。