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本当にありがとう。

ひのーきと申します。
これが初めて公開する記事になりました。

仕事が手につかなくなり、
自律神経失調症になったことを
きっかけに始まった2ヶ月の休職期間。
それがついに終わり、今日から復職です。

……ちゃんと復帰できるか、まだ少し怖いです。
ついさっきお風呂から上がって、
処方された不安時のとんぷく薬を飲んだので
だんだん落ち着くと思いますが、
リベンジ夜更かしが宿命のように抜けないので
とりあえず筆を走らせます。
無秩序な文章になるかもしれません、
ご了承ください。


外?


期間中、ボカコレ2024冬に参加しました。
新曲と、多人数の合作REMIXです。


◆ 新曲「コンパス / レイニーブリッジ」

4年前にひとまず完成していた
ストック曲になりますが、それより以前から
都度浮かぶアイデアを積み上げて
育ててきたので、もしかしたら
7年くらい前から始まっていた曲かも……。

それにしては惜しい曲だな、と
感じざるを得ません。

ミキシング・マスタリングの面が心配で
昨日10日の22時前にDTM鯖で
ボカコレ参加曲添削会?が催されていたので
意見を拝借しに行ったところ
その心配は正しかったようです。
いろいろとありがとうございました。
精進したいですね……。

歌詞と世界観は【REVIVE】であり
僕自身でもあるので
やはり譲れません……どうも、
暗喩でフィルターを幾重にか重ねないと
気が済まないのです……。

大学時代、暗い哲学に耽ってしまうことも
たくさんあったけれど、グルグルするだけで
いつもその先に行けなかった。
自己嫌悪にいくら浸ったところで
修行にもならず、新卒で入った職場の
業務環境とパワハラ上司に
メンタルを打ちのめされて終わり。
以降は脳が変形したかのように
出来ることが減ったような手触りを覚え、
SNSで日常垢を作っても、
くだらない愚痴垢に成り果てて終わり。
自分に失望し続け、今となっては、
自分の気持ちがあまりわからなくて
そのまま表現しようとすると
文体が成り立つかどうかさえも怪しくて。

そんなどうしようもない身体に、
僕の子供である【REVIVE】と、
別人格あるいは過去の人間関係の具現化
ともいえるオリキャラたちと
せっかく作品として見て下さる視聴者の方を
なるべく巻き込みたくないんです。

I scream

【REVIVE】に登場する抽象画《魔法陣》は
描いた本人の強い感情・祈りによって
その効力を発揮します。
僕が描いたところで何も起こらないけれど
【REVIVE】の世界のキャラなら
起こしてくれるかもしれませんね。

もしかしたら制作中、特に動画は
ちょっと苦しんでいたかもしれません。
映像の瞬間的な情報量を稼ぐのって
やはり体力・胆力が必要だなと
再認識しました。
透明なひと / ラボ」のときも
似たようなことを考えたはずじゃ……?

だからね……
今、反省を生かしつつあります。
オリキャラを誰かに預けるということを、
これからやっと、できそうな気がします。
僕も頑張……るというよりは、
必要になった情報は可能な限り
たくさんお渡ししたいです。
ありがとうございます。


◆ REMIX「【DTM鯖合作】おくすり飲んで寝よう」

「好き勝手やろうぜ」と
周りの人に言われたので、
一次創作の設定を持ち込んで
好き勝手しました。その結果が
「アレンジしてオリキャラに踊らせてみた」
といった感じです。楽しく頑張りました。
一次創作だか二次創作だかわかりません。
1.5は意味が変わりそうだし。
背中を押してくれてありがとうございます。

左に微円さん、右にmikageさん、と
普段から仲良くさせてもらっている
お二方に挟まれての制作だったので
気兼ねなく取り組めました。
ありがとう……。

全体のミキシングをご担当された
夢見川るいさんと相談させていただいたとき
しっかり音の価値に目を向けた指摘を受けつつ
僕の意図も汲んで下さり。
勉強になりました。
本当にありがとうございました。


内?


"火ノr祈"として作品を出しているこの人格は、
ゲームのNPCのように不変で
かつ孤高であるべきだと
そんな無理を自分に言い聞かせてきたし
今でも抜けきっていませんが、
だんだん「そうでもないかもな」と
ほどけてきている気がします。
そのきっかけは、
大切な友達ができたことです。
つい先日のことでした。

自分は仮にもボカロPなので
作品制作に躍起になったり
作品の予告と宣伝のために
あちこちのスペースにお邪魔して
時には通話に参加するまでの待機時間
緊張が長引いた結果、胃痛に悩まされ
そこから数日間ずっと続いたり。

結局、この休職期間中
ボカコレのために動き回って
リベンジ夜更かしも食事も生活リズムも
生活習慣は改善しなかった気がしていて。

お金を使ったストレス発散にも
そこまで馴染みがなく
買い物もほとんどしなかったので
身辺の環境が整ったとは言い切れず。

この2ヶ月間、
本当に意味があったのか、
わからずにいました。

その状態で復職の日が近づいていき
自分への疑いが晴れないなか、
友達とのDiscord通話で助けられたのです。

話の詳細は省きますが、
彼は次に進む勇気をくれました

僕は体調を崩しがちで、
今回も病気療養の身だったので
周りの人は「お大事に」「休んでください」と
とても労わってくれて、すごくありがたいです。

ただ、僕にとって
こういう友達は初めてで……。


また頑張れる気がしました。
その時の、Discordの画面が
今もまだ目に焼き付いているので
記憶という根拠があります。しかし、
僕の中に自然と馴染んでいきそうな
大きくて、深い体験でした。


また感極まって泣きそうなので、
そろそろ終わろうと思います。

ここまで読んで下さり、
本当にありがとうございました。

こんな個人的な話に
付き合わせちゃって
なんかごめんね。





2024/05/19 追記

◆ 新曲「nonsense? / ファミレス」

リザロイは、とある出来事をきっかけに
一緒にいることが多くなります。
とりあえず昼食がてら、チルするために
ロイの車でファミレスに向かいます。

……という話です。

そのとある出来事を通して構築された
"運命的で奇妙な友情"
のようなものを作品にしたつもりではあります。

リザは、弟のキアンを亡くしたことで
今までずっと信じてきたものが奪われたという
一種の裏切りを経ており
それが彼の記憶と心に根付いています。

だけど、ロイは死なずに済んだことで
リザは彼を、強い味方だと認識しつつ
強いからこそ、いつか自分を
裏切ってしまうんじゃないか。
いつか自分を取り残して
どこかへ去ってしまうんじゃないか。
という寂しさを抱くのでした。



作り始めたのは半年ぐらい前だっけ……?
ァネイロ君の韻踏みに触発されて
ボカロラップに挑戦したくなったところから。

Cubaseに付属サンプルとして入っていた
フルートの音を耳コピし、
そこから派生させていった曲です。
こういう作り方ってアリなのでしょうか?
当初の仮題は「オムライス」だった気がします。

3月頃、「色々あった」直後だったので
マイルストーンとしてvvaveに一旦置きました。

ただ、ロイのパートにVY2を充てようと
決断したのは比較的最近。
良い男声VOCALOIDを探すのに手間取り、
完成が遅れてしまいました。







作者の僕自身としては。

やっぱり裏切られるよりも
自分が裏切ってしまうことのほうが
怖いかもしれません。

どれだけ僕が友達のことを好きでも、
僕が頑張って"いい人"として振舞うことで
友達に期待を抱かせたうえで
自分の能力不足、配慮不足、社会性の欠如
そういったものが、ふと露わになって
与えた期待を打ち砕いてしまうこと。

誰かと仲良くなるたび、
その恐怖は消えません。

諸々含めて自分自身のエゴだと気付いていても、
そのようなことを思い浮かべる度に、
もう何もせず
自ら風化したほうが
マシなんじゃないかと思ったりもします。

普段から自分を隠しすぎている
ような気もしていて、
おそらくそれも一因だと思うのですが。


でも、あの友達からは
いろんなことを教わったので……


大切な誰かとの関係がいずれ無に帰すとして、
それまであったことは
果たして無意味なのでしょうか?



どう思います?



family-less


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