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「助けて!」「当たり前だ!」からはじまる育児があってもいいと思う

先日、都営バスで双子用ベビーカーの乗車拒否がニュースになっていたなぁ、なんて思いながらとっても久しぶりにバスに乗っていた。その日は、コートが必要なくらいの寒さの上に、あいにくの雨模様。途中の駅で、「ベビーカーに乳幼児を乗せたお母さん」と「双子の男の子の手を取りながらバス停まで小走りのお父さん」が乗車してきた。双子と乳幼児とパパ・ママ。5人家族!移動もひと苦労だ。お母さんはベビーカー片手に乳幼児を抱っこしながら乗車しなければならなかったので、出入口付近にいた自分はベビーカーをヒョイと持ち上げてサポートしてあげた。世の中、悲しいニュースばかりじゃなくて、心温まることで溢れさせないとね、と思いながら自然とサポートできた自分を自分で褒めたかった。

今年の夏は、三つ子とお姉ちゃんを連れて、川遊び体験付きの旅行に出かけた。子連れでいろいろな体験を企画する団体の旅行に参加したのだ。10家族くらいが参加して昼間は、アスレチックや釣り・川遊びなどのアクティビティ、夜はバーベキューなどがある2泊3日の旅である。そこで、やってみたことがあった。最初顔合わせの場所で自己紹介・家族紹介をするのだが、我が家の三つ子とお姉ちゃんをガッツリ紹介した。そして、「三つ子の育児が大変で外に出る機会がなかなかない。三つ子も4歳を、越えて少しずつ外に出られてるようになってきた。だから思い切って、この集まりに参加した。そして、4歳過ぎたとはいえ、手が足りなくて目が届かないこともあるし、三つ子の一人は障がい児なのでとても親二人で川遊びは、見きれない。でも、川遊びは、体験させたい。だから、助けて下さい。」と。二泊三日の旅行の中で、車で来た家族の方に、川遊びの途中で雨が、降り出したときに車に乗せてもらったり、少し年上のお兄さんお姉さんが三つ子と一緒に川で生き物探して遊んでくれたり、宿でもお姉ちゃんも三つ子の相手をしてくれたり、色んな色んなありがたい手助けを受けることができました。そして、なかなか撮れない家族全員6人揃った写真を撮ってもらうこともできました。思い切って参加した夏の旅行は、助けてもらってばかりだけど、とってもとっても楽しむ事ができたのです。

年が明けて、能登の震災。前の震災で助けてもらったから、ボランティアにきた。そんな言葉が聞こえてきた。恩を返すのではなく、次につないでいく。恩つなぎというらしい。

そういえば、雨の日のバスで乳幼児連れのお母さんのベビーカーを持ち上げたことやフードコートで二人乗りベビーカー片手にトレイを下げようとしていたお母さんのトレイを代わりに下げたことは、夏の旅行でもらった恩をつないだということになるのかな。と、思った。

世界が恩つなぎで溢れて、子育てしやすい世の中、子育てしている人が気持ちよく生活できる世の中にしていきたい。
そんなことを考えているときにふと。
はて?恩つなぎのスタートってどこにあるのだろうか。

自分の経験からすると夏の旅行の集まりの最初の自己紹介で「助けて下さい」と弱音を吐いたところがスタートだったように思う。最初のお昼ご飯のときに自己紹介してもらいますと主催の方から連絡があったときから、子どもが多くて見きれないから助けてもらおうって心に決めて、妻にも三つ子の一人は障がいからくる発達遅滞で手がかかること話すねと了解を得て、喋る内容も事前に考えて準備して「助けて」を言葉にした。周りの方の力を借りないと、三つ子を川遊びには連れていけない。弱音がスタートの恩つなぎ。

漫画ワンピースでナミが、ルフィに「助けて」といったように。弱音から始まる戦いってのも、ありなのではないでしょうか。誰かが弱音を履いていたら周りの方々は、ルフィになったつもりで 「当たり前だ!!」と(心の中で)叫びながら、ベビーカー持って上げたり、トレイを下げてあげたり、ベビーカーにエレベーターをゆずったり。子育てで困っている方に遭遇したら、少しずつ恩をつないでいきませんか?

伝説の海賊王 G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』をめぐり、数多の海賊たちがしのぎを削る大航海時代

漫画・アニメ ワンピースより

恩つなぎの、、、、『恩つなぎの大育児』をめぐり、数多の大人たちがしのぎを削る時代。そんな時代が来ることを願って。



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