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浄土真宗本願寺派僧侶。臨床心理士。公認心理師/ "こころ、からだ、ここち…

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浄土真宗本願寺派僧侶。臨床心理士。公認心理師/ "こころ、からだ、ここちよさを" /仏教。浄土真宗。 カウンセリング。フォーカシング。気功。瞑想。岡田式静坐法。東洋思想。/ *beの肩書き:「わたし探究家」* からだで感じるお念仏を伝えたい!!

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<わたし>探究堂

オンライン上に、お堂を建てました!! その名も<わたし>探究堂 お寺のお堂ってどんな場所なのか。 それは、肩書きや役割をおいて、そのままのいのちとしてそこにいられる場所。 仏様と向き合ったときに、そこに現れるわたしといういのち。 そこに立ち返ると、生かされているわたしが感じられるかもしれません。 そのお堂の扉が開かれるときは、 必ず、わたし(日野唯香)がそこにいます。 変わってゆくわたしと、変わらないわたしがそこにいます。 日野唯香の探究したい気持ちに「いいね!」と

    • 【イベント】<わたし>探究堂第1回リアル開催のお知らせ

      仏教×心理×身体<わたし>探究堂は2,3年ほど前にコロナ禍で生まれたお堂です。 お世話になった僧侶方から声をかけていただき、オンラインで週1回、静かに坐る時間として会を開いてきました。 オンライン上でも人とつながりながら坐ることで、それぞれが自分と向き合う時間にはなりましたが、やはり、直接その人自身の”からだ”が感じられる場で集い、坐りたいと思っていました。 この春は、この3年間に起こった出来事から徐々に明けていくタイミングではないかと思います。 人とともに場に集う意味。

      • 【京都からだ研究室⑥】韓氏意拳から学ぶ本来の自然とは〜瞑想そして「自然法爾」へ〜

        2022年京都からだ研究室後期の振り返りです。 運営メンバーとして参加するなかで感じたこと、そして仏教へのつながりを書いておきたいと思います。 今回の講師は前期に引き続きバランストレーナーの小関勲先生。 春に、小関先生からヒモトレとバランスボード について教わり、そこからヒモを巻いて生活したり、バランスボードに座って作業してみたりと、身体の整いを感じてきました。 2022年前期の振り返りnoteはこちら↓ 今回のテーマは『韓氏意拳から学ぶ~自然観~』 自然とは何かを、自

        • 【京都からだ研究室⑤】「ポリヴェーガル理論」〜安心の土台を育む〜

          2022年京都からだ研究室中期の振り返りです。 運営メンバーとして参加するなかで感じたこと、そして仏教へのつながりを書いておきたいと思います。 今回の講師は昨年の中期に引き続き田中千佐子先生。 昨年、千佐子先生が作られる場に心の底からの安心感とからだから起こる喜びを感じました。 2021年中期の振り返りnoteはこちら↓ そして、今年のテーマは「身体へのアプローチを通して”安全・安心”をみつめる 〜はじめてのポリヴェーガル理論〜」ということでまた安心がテーマに。 今年

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        <わたし>探究堂

        • 【イベント】<わたし>探究堂第1回リアル開催のお知らせ

        • 【京都からだ研究室⑥】韓氏意拳から学ぶ本来の自然とは〜瞑想そして「自然法爾」へ〜

        • 【京都からだ研究室⑤】「ポリヴェーガル理論」〜安心の土台を育む〜

          【京都からだ研究室④】「ヒモトレ」「バランス」と仏教〜本来整おうとしている身体にまかせる〜

          2022年京都からだ研究室前期の振り返りです。 運営メンバーとして参加するなかで感じたこと、そして仏教へのつながりを書いておきたいと思います。 今回の講師はバランストレーナーの小関勲先生!! https://www.kablabo.com/cat7/ ヒモトレで有名な小関先生、一度お会いしたいと思っていたのが叶いました! やはり本や動画で学ぶのではなく、小関先生がその場にいらっしゃる中で学ぶヒモトレは奥深さの極みでした!!! 今回のテーマは「“分けられない”身体を試み

          【京都からだ研究室④】「ヒモトレ」「バランス」と仏教〜本来整おうとしている身体にまかせる〜

          【相談・支援からの気づき】「仏教をしのばせる」〜調うと伝わる〜

          私が勤務している、就労支援の現場にて、マインドフルネスのセミナーを実施しました。 私は、就労支援(働きたいけど働けない、働くことへの一歩に悩む方のカウンセリング)の仕事をしています。 そこに相談に来られる方は、将来どうなるのか、こんなことが起こったらどうしようと、いつも底なしの「不安」を抱えながら生きているという共通点がありました。そこで、不安や緊張にうまく付き合ってもらえるように・・・と、セミナーを企画しました。 タイトルは、「マインドフルネス〜”からだ”から”こころ

          【相談・支援からの気づき】「仏教をしのばせる」〜調うと伝わる〜

          【京都からだ研究室③】自然体 〜精妙になっていくからだ〜

          京都からだ研究室後期の対面ワークショップが終わりました。 後期も同じように、事前動画2本から対面でのワークショップ2回。 運営メンバーとして参加する中で感じたことを書きたいと思います。 今回の講師は身体感覚教育研究者の松田恵美子先生。 テーマは『身体の自然を技化する』 野口整体やヨーガ、古典的瞑想など、東洋の身体技法に精通しておられる松田恵美子先生。 藤田一照さんとも坐禅についての対談もされており、今まさにわたしが最も興味のあるものたちが全部詰まっている方。 そんな恵

          【京都からだ研究室③】自然体 〜精妙になっていくからだ〜

          仏教✖️アート〜いのちのはたらきをからだで感じる〜

          アーティスト小木戸利光さんと浄土真宗僧侶日野唯香がコラボレーションしてワークショップを開催します!! 【イベントの趣旨】 仏教はブッダが約2500年前に自身の体験とその気づきから起こり、 何千年もの時を超えて、人々の苦しみ、悲しみを救ってきました。 インドから中国、朝鮮を経て日本へ。 経典や修行、師弟から法灯は途絶えることなく今もここに伝わってきています。 その時代、その土地の風土、そこに住んでいる人々によって、 仏教はさまざまな形でこの現代まで伝えられ、受け取

          仏教✖️アート〜いのちのはたらきをからだで感じる〜

          【京都からだ研究室②】からだをゆるめていく実験〜本来のあり方にかえる〜

          京都からだ研究室中期のプログラムがすべて終わりました。事前動画から対面でのワークショップ2回、そしてオンライン振り返り会。運営メンバーとして参加する中で感じたことを書きたいと思います。 今回の講師はアレクサンダー・テクニークの田中千佐子先生。 テーマは「からだは思っているよりシンプル」 アレクサンダー・テクニークは以前に、片桐ユズル先生のワークショップにも参加、体験してみたことはあったのですが、何が起こっているかよくわからない不思議だなーという印象。 今回は1回目から

          【京都からだ研究室②】からだをゆるめていく実験〜本来のあり方にかえる〜

          【京都からだ研究室①】つながりとゆだねる〜歎異抄第2条とお念仏へ〜

          運営メンバーとしてお手伝いしている、京都からだ研究室。 緊急事態宣言の中でしたが、対面にこだわりつつ、状況に合わせてオンラインも使いながらの開催。前期が無事に終わりました。 前期の講師はボディワーカーの小笠原和葉さん とてもとてもすてきな方で、和葉さんがいるだけで場がすっと明るく調います。 みんながゆるみ、自然とほほえみがこぼれる。 そんな方の近くでからだを感じながら、学べたことはとても大きい期間でした。 最終日、その日は前日からの大雨の影響で始発から新幹線が止まると

          【京都からだ研究室①】つながりとゆだねる〜歎異抄第2条とお念仏へ〜

          アーナンダ・ヨーガ体験記〜仏教とヨーガ〜

          アーナンダ・ヨーガの新開ご夫妻からお声かけいただき、 自坊の本堂にて、こっそりヨーガ講座を開いていただきました。 少人数でお声かけして、気づけば参加者みんな僧侶(なんと母まで参加!笑)でした。浄土真宗のお寺なのに、曹洞宗のお坊さんが2人も!! これまで様々な先生のヨーガを受けてきましたが、その先生によって色が全然違うなと思います。 今回はわたしのリクエストで「丹田力が目覚めるヨーガ」 背骨、丹田を中心にみっちり4時間を受けさせていただきました。 インドで生まれたヨー

          アーナンダ・ヨーガ体験記〜仏教とヨーガ〜

          お坊さんを囲む会 「わたしを語る」

          2021年2月12日。旧暦正月。新月。 この日、私は、<わたし>を語りました。 他力本願寺の企画「お坊さんを囲む会」のゲストとして、 僧侶である以前のひとりの人間「日野 唯香」をそのままお伝えしました。 企画の趣旨としては、仏教、僧侶を身近に感じてほしいというところでしたが、わたし自身が人前で自分自身のことをありのままに語るというところも裏のテーマでした。 今まで自信がなくて、人前に出ることも怖かった私が、 自分の人生をさらけ出して語れるようになるには、さまざまな道のり

          お坊さんを囲む会 「わたしを語る」

          オンライン読書会「わたしが味わう歎異抄」

          オンライン読書会「わたしが味わう歎異抄」 9月〜11月2週間のペースで全6回の会が無事に終わりました。 この会は日野唯香史上、初企画であり、これ以上のものはできない!!というほど、全身全霊をかけて取り組みました。 そのおかげで、終わってしまった今は抜け殻みたいになっていますが、振り返っておきたいと思います。 そもそもこの企画は、ふっと歎異抄をみんなで読みたいなという何気ない思いつきから始まりました。 幸いにも、小出遥子さんの「さとり本読書会」に参加してお手本を見せてもら

          オンライン読書会「わたしが味わう歎異抄」

          ネットという縁、そして浄土へ〜オンラインサロンに愛を込めて〜

          わたしの今の活動のよりどころはオンラインのコミュニティである。 世間的には、ネット上にあるものは、ある意味で実体のないものと言われる。 そのまま受け取ると、何もない、目に見えず、集う場所もない、架空の世界だと。 でもそこには、ネットという網目によって、繰り広げられる交流と、豊かな世界があった。 TwitterやFacebook、Zoomなど… ネットの世界をリアルと比較して価値が低いと否定されることがある。 たとえば、身体技法や直接身体を通してアプローチするのものは

          ネットという縁、そして浄土へ〜オンラインサロンに愛を込めて〜

          呼吸〜呼び声〜

          呼吸は「呼ぶ」に「吸う」と書く。 先日のTANDEN瞑想会懇親会の感想から、わたしの中で、湧いてきたこと。 呼吸は漢字で「呼ぶ」に「吸う」と書きます。 吸うを呼ぶ「呼吸」。 つまり吐いていくと、吸わなくても息が入ってきます。 実は呼吸は、自分でしているわけではないんですよね。 岡田式静坐法の呼吸の仕方は、 ゆっくり吐いていって、おなかをゆるめると自然と息が入ってきます。 つまり自分で吸おうとはしません。 とある方の感想。 呼ぶという漢字からその方がイメージされた

          呼吸〜呼び声〜

          【TANDEN瞑想】今日の気づき〜ちょうどよい〜

          今朝いい目覚め方をした。 6時からのTANDEN瞑想会にもすっと参加できた! ここしばらく夜も暑くて、部屋の温度の調節がうまくいかなくて、眠りが浅かった。 タイマーをかけて寝ると、切れたあと、暑くなって目が覚めてしまったり。 クーラーをつけっぱなしにすると、寒くて朝起きるとだるかったり、 どうにかならないかなーと思っていた。 そんな昨日、28度にしてそのまま寝てみた。 それまでは、28度は暑いと感じていたのでそれより低い温度設定にしていたのだけど… 目覚めたときに思った

          【TANDEN瞑想】今日の気づき〜ちょうどよい〜