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新年やりたいことリスト

※この記事は文学サークル「お茶代」の課題として作成しました。全文無料でお読みいただけます。

YouTubeのチャンネル登録者数300人達成

 まずはこちら「火野佑亮の文化人チャンネル」の登録者数を300人にしたい。どのぐらい増やせるのか、その加減はさっぱり分からないが、とりあえずこの数字を目標としておく。
 書評系の動画を中心に投稿していこうと考えている。近いうちに坂口安吾「堕落論」を紹介する予定だ。

 僕は美を愛で、美に生きる人間を目指すという意味をこめて、YouTubeで「文化人チャンネル」を名乗っている。「文化人」を目指すからには、物事を美的に見る目を養っていきたい。
 美意識に関係する本(小説や詩集、星野太「崇高のリミナリティ」など)を中心に紹介していきたいが、果たしてどこまで手が回るのだろうか。

 ONE PIECE考察系の動画もいくつか作る予定。できるならばそちら方面でも多少顔が利くようになっておきたい。

本格的な神道-マルクス論を一本書く

 恐らく、未だ論じられたことのない観点になると思われる。誰よりも先駆けてこれを形にしなければ気が済まない。できるだけ早く実現したい。

 僕の地元には天皇陵があり、すぐ近くに神社もある。歴史(古墳〜奈良時代)、天皇、ひいては日本というものを身近に感じられる環境にあった。
 故郷の「風土」を守るということは自分自身を守ることであり、ナショナルなものはその為の手段にすぎない。ところが「古都」としての奈良は自身の延長線上としての「日本」を僕に提示した。意識下において、パトリとナショナルの断絶は解消された。

 僕は天皇に権威性と同時に崇高さを見出す。それらを特徴づける理由を求めるならば、長い歴史を通して存在してきた時効(予め pre 規定 scription、バーク)なのであろうが、それは正統性の裏付けであって、正統性そのものを説明はしない。結局のところ、神道に行き着く。
 これまでの神道研究は基本的に右派か、それに近い立場の人間によってなされてきた。長く冷戦の時代が続いたこともあり、資本主義の問題点への意識は神社界にも皆無であると言っていいだろう。

 僕のこれからなそうとしていることが、ひいては彼らの意識の変化に繋がれば……などという風に調子のいいことを考えている(こんなプライド、さっさとズタズタに引き裂かれればいいのに、青二才めが)。

長編小説を完成させ、新人賞に応募

 「世界を総合的に解釈する」小説を書こう(正確には実現不可能だが、それに近しいものをなんとか生み出してみせよう)と決意した「原点」から、はや四年。目標が高いのは結構だが、完璧主義となると問題だ。いい加減に完成させたい。

 あるいは日和って他の小説を完成させ、応募するかもしれない。あの長編を終わらせることが恐ろしい。自分のすべてを注ぎ込んできた物語が完結してしまえば、その後の人生はもはや余生なのではないか、そのような感が未だにある。

 とにかく昨年は執筆が捗らなかった。習慣にするところから、地道に進めていくしかない。

古典を読む

 去年は様々な方面に関心が向いたこともあり、古典があまり読めなかった。今年は「伊勢物語」や、特に「太平記」を重点的に読んでいこうと考えている。これからの時代の流れを考える上で、「太平記」は重要なテクストだと確信している。

最後に

 昨年、尾崎全紀さんにお会いしたことをきっかけに、自分自身の可能性を信じられるようになってきた。困難は多いかもしれないが、目の前の為すべきことを着実にこなしていく。

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