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しまなみ海道のんびり自転車旅[1] 今治

しまなみ海道旅行1日目、まずは今治に到着!
前回はこれ(出発前のてんやわんや日記)

金曜夜20:20に渋谷発の夜行バスに乗り、翌朝8時に今治駅前に到着。
ずっと寝ていたので、睡眠時間の長さの分とても元気。
自分の夜行バスでよく眠れるっぷりは才能だと思う。

今治駅前レンタサイクル

ここで自転車を借りる!

駅前すぐのところにぱっと目を惹くペイントされた建物が。
8時に営業開始で、8時に行ったら自分の他に2~3組ほどレンタル受付をしている人がいた。

ちなみにわたしの自転車能力はこんな感じ。

  • クロスバイク乗ったことない。

  • 普段まったく自転車に乗らない。

  • 去年の夏、岡山の吉備路自転車道で総社~備前一宮間(約13km)寄り道しつつ4時間くらいかけて走った。

…………大丈夫なのか……?
(※大丈夫だった話をするよ)

しまなみレンタサイクルは、しまなみ海道沿いにたくさん貸出所があり、借りた場所で返さなくてもいい方式なので便利!
受付で、貸出期間・返却場所・自転車の種類(クロスバイク/シティサイクル)を訊かれ、
3日間、向島で返却、シティサイクルを選択する。
運動能力残念の身なので、クロスバイク跨るのすら無理そうだから安全にいこ……

今治駅前レンタサイクルで借りれる自転車はクロスバイクかシティサイクルだったけど、
電動アシスト自転車が借りられる場所も貸出所もある。
走っていて結構電動アシスト自転車の姿を見掛けた。
正直、電動アシスト自転車が欲しい……!てなる場面はめっっちゃくちゃあった。
ただ、電動アシスト自転車の場合「レンタル当日に」「借りた場所に」返却しなければならないらしい。
つまり、数日かけて島を渡りたい場合は、電動アシスト自転車は使えない……自らの足でがんばろ……

受付が済むと、併設の倉庫から、スタッフさんが自転車を見繕ってくれる。
ヘルメットを借り、ブレーキの使い方の指南を受けた。
そして、しまなみ海道までの道順を教えてくれるが、正直、行ったことのない道を口頭で聞いても全く頭に入らないので(ごめん)(説明は有難く聞いてたけど、道を2回曲がったらもう覚えられない)
「道路に青い線が引かれているところが自転車道」「左側通行で矢印の方向に進む」という大事なところだけ覚えておく。

時刻は8時半、今治駅前を出発!

今治城

これはお堀の内側からの写真

初手からしまなみ海道と逆方向に自転車を走らせ、まずは今治城へ。
今治城は、海水を引き込んだお堀に囲まれている。
お城って、元の地形を生かして、どう作ると強いか考えた結論の具現化なのがすごく面白い。

天守

五重の模擬天守の中は武具や書画、今治城に関連する絵図や調度品なんかが展示されている。
刀や薙刀、火縄銃などの他、海戦の際に使用された武器などもあるのが、海城らしく面白い。
今治城が建てられた頃ではないけど江戸期に描かれたお城の周辺図とか、当時の書状とか、更に周辺の動植物の標本や剥製を展示した自然科学館まで!
じっくり見始めたら永遠に見終わらないやつ!

天守の最上階は展望台になっている。

お堀を見下ろすのが楽しい
瀬戸内の海や島々が見えて良い眺め!

鉄御門

当時の造りが忠実に再現されているという鉄御門。
内部を見た後に外から見て、さっきの石落って“ここ”!?になるの楽しい。

当時は手前に門がもう一つあり更に厳重だったらしい
こういうとこで絶対天井見ちゃうよね(すき)

今治城の観覧券は、天守と鉄御門の他あと二つの櫓も見られる共通券なのだけれど、
このままだと今治から離れられないまま一日が終わってしまう……!と断念。
機会があったら全部もっとじっくり見たい。

吹揚神社

今治城の敷地内にある吹揚神社にお参り
素敵な雰囲気の吹揚稲荷神社

名残惜しいけど今治城を後にして、本来の目的「しまなみ海道を自転車で渡る」に戻ろう。
海沿いを走り、来島海峡大橋を目指す。

橋が見えてきた!

橋……めっちゃ高いところにない……?
(もっと分かりやすい距離で写真撮れば良かったな)

来島海峡大橋

橋、思ってたのの3倍高いところにあった。
フェリーとかのでかい船が下を通るからある程度の高さがあるんだろうなとは思ってたけど、
えっあの高さまで自転車で登るの……? 本気で?
早々に挫けそうになる。
でも登らないと始まらないんだもんな……登るしかないよな……

登りきった!

広がる海と島々を眼下に、吹きつける海風がきもちいい~~!
橋を走り抜けるのはなるほど爽快で、サイクリストの聖地と称される所以も分かるな~と思った。
(レンタサイクル貸出所では、風が強いから荷物が飛ばされないよう気を付けてと言われた)

のんびり写真を撮りながら進む
どの方向を見下ろしてもたのしい

やった~~しまなみ海道だ~~~!!とテンション上がってきた。
元気に橋を渡って、大島に到着。
続きは次回!

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