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最後に好きになりかけた人、人を好きになれない自分

 最近は、やたら好きな人について考えている。  最後に恋愛的な意味で好きだと思える人がいたのは、高校二年生の秋だった。   クラス替えをしてから二週間程しか経っていない教室は、慣れない匂いがしていた。 その教室に入り、自分の席に着いたとき、見たことのない人が教壇の近くで先生と話していた。 その子の真っ黒な巻かれた髪、私より少し高い背、着ていたミニスカートのセットアップ、今でも覚えている。 息が詰まる感じがした。 まだ、クラスメイト全員の顔を把握していた訳ではなかった私は

    • 20歳になったわたしの2024年は余りにも明るい

       この一年、noteで文を書いていなかった。 理由は特にない。紙で日記をつけていたからかもしれない。 実際には、数行の駄文はいくつか下書きに残っている。 さっき読んでみたが、感情に任せて書いた、自分しか読んでられない文章だった。 noteの下書きに眠っているのが似合う文も良い。 でも、今年は定期的にnoteで文を書き上げることにする。  2024年が始まって、最初に書くnoteだから、つまらなくても、これから始まる一年について書こうと思う。  年明け早々、わたしは20歳に

      • 19歳

        今日、私は19歳になった。 思ってることをただ書いていこうと思う。 私は、保育園生の時から高校生に憧れがあった。平成中期生まれの私が小さい頃テレビで見てた高校生はギャルで、私はおばあちゃんのガラケーを勝手にストーンシールでデコった。 それから、14歳と17歳に浪漫を感じているところもある。どこがいいのかと聞かれると上手く言語化できないけど、とにかく人生の中のたった2年、14歳と17歳に未だに浪漫を感じている。 中学生、高校生の6年間が、人生においてどれだけ短く、綺麗で儚いも

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