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最後から二番目の恋

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最後から二番目の恋

ついに見つけた真実の愛だなんて 言い切るほどの自信はないけれど これこそ人生で最後の恋だな…

いくつになっても

おとなびた雰囲気があったのか それともただ地味だったからか いつもずいぶん年上に見られて …

あたし人魚姫

見つめる先には広がる海が ここからはじまった物語は だれも思いつかない結末を その続きに今…

夜に会えたら

なぜかあなたのイメージは夜で 実際の夜に顔を合わせたことは 記憶にある限り一度だけなのに …

桜一枝

ここではないことはずいぶん前から 理解していたのにいまだに動けずに とどまってしまっている…

気まぐれ

日差しはすっかり眩しくて 屋外で過ごすにはいい季節 もう少ししたら桜も咲いて 公園でのんび…

人生の野望

今すぐでも老後でもいいけど 人生でかなえたい野望がある 特にこれと思うものがひとつ 正直すごく難しい願いだけど 冥途の土産と頼めばなんとか なるかならないか微妙だけど わたしが特に大きくかかわった異性を 一堂に会して座談会をしてみてほしい 言ってしまえば男女の仲になったとか そういう類の結構深い関係性を持った 中でも今のところ3人を集めたいのだ 3人に座談会をさせて色々話をさせて わたしはそれを側で眺めてみたいのだ こんなことを言うと節操のない女だとか 貞操観念がめちゃく

ちょうど桜も満開になったから

ずいぶんごぶさたしております あれから元気にしてはりますか 相変わらず暴れまわってはります…

主題歌はsubtitle

駅構内にあるストリートピアノ 時おり弾く人を見かけるのだが バレンタイン当日に若い青年が …

猫を拾うみたいに

36年近い人生の中で2度 捨て猫を拾ったことがある 回数として多いのかどうか 分からないけ…

バレンタインの行方

去年のバレンタインはなんだか ちょっとごちゃごちゃしていた 楽しめたところもあったけれど …

甘やかされたい

いつも物腰が低くて丁寧で優しい とにかく人当たりのいい人がいる 絶対的にかなり年下だと思う…

柔らかな朝

目覚めの良い柔らかな朝なのは 久しぶりの感覚で心地よかった からだのあちこちもふわふわと …

一兎をも得ず

100均で見つけたうさぎの箸置き ちょうど友人と同居していたときで 二つ買ったのはいいけれど最後まで 箸置きには使わず終わってしまった キッチンの棚に二つ横並びに置いて 一匹がもう一匹を追いかけている図 友人が私を追いかけている様子だね 私が前を走り友人が後ろから追って あなたは私のお尻ばっかり見てるよ と二人で笑って話した 懐かしい話 二兎を追う者は一兎をも得ず だから 私は一兎も捕まえられないんだろうね そう言う私に友人は意外そうに言った もともと二兎追ってなんかない