情報の流布

つい先日少々珍しい体験をした
今もそれまだやってるんだねと
近況報告程度に伝えた相手から
興味津々で聞かれるくらいには
今では珍しい体験であるらしい
話した相手に驚かれたと言うと
家の者からそうでしょとの反応
そこから気づかされてしまった

私が知らないところで彼らが
私の知りえない誰かに彼らは
私の体験を話していたのだと

ずいぶん昔もそういうことがあって
私が隠していたことを知らない間に
周囲の人が知っていることがあって
つまり家の者が共通の知人たちには
あっさりと教えてしまっていたのだ
仕事や病気になったことも何もかも

今回は以前とは状況が変わっていて
自分の情報を家の者から得た人物を
教えてさえもらえないのであろうと
はなから誰に言ったのかなど面倒で
聞かずにそのまま流しておいたけど

でも最近は私も私で彼らのことを
彼らが知らない私の知人友人には
特に躊躇せず言うことにしている

だから彼らが知らないところで彼らのこと
彼らの日常も思想も私への扱いのひどさも
私から世界に向けて発信していることにも
何の躊躇も後ろめたさも感じはしないのだ
ただ彼らにそれを教えたりはしないだけで

やられたことを今になってやり返している
そう思うとちょっと笑えてしまうけど現実
やられて嫌だったことでもやり返している
いくらやっても気が済まない復讐みたいに