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暗号資産まとめニュース 20240226 12:35 

アバランチ(AVAX)のブロックチェーンは23日にブロックの確定に問題が発生し、約2時間にわたってネットワーク障害が続きました。

問題は、ネットワーク内の3つのチェーンを束ねる「Primary Network」でブロックが受け入れられないことから発生しました。開発者はノードのアップグレードを行い、現在は問題が解決しています。

アバランチのレポートによれば、問題の調査が日本時間23日の20時30分に開始され、同24日0時59分にアップグレードが要請されました。新しいバージョンでは不必要な情報のやりとりを制限し、トランザクションの処理を改善する修正が行われました。

問題はバグに関連するものであり、特定のロジックによってコンセンサスの遅延が引き起こされました。バグが解決され、問題は解決されました。

Primary Networkはアバランチのメインネットの構成要素であり、Platform Chain(P-Chain)、Exchange Chain(X-Chain)、Contracts Chain(C-Chain)の3つのチェーンを管理しています。


国内の仮想通貨取引所大手であるbitFlyerが、3つの新しい銘柄の取り扱いを発表しました。

対象となる銘柄は以下の通りです:

  1. アバランチ(AVAX)

  2. ザ・グラフ(GRT)

  3. レンダートークン(RNDR)

これらの銘柄は、2月26日から販売所で取引可能となります。

GRTは分散型データ検索プロトコルを提供しています。RNDRは、GPUの計算能力を利用者間で共有することで収益化できるプラットフォームです。また、アバランチはEVM系のLayer 1ブロックチェーンです。

なお、bitFlyerは今週初めにはステーブルコインの「DAI」の取り扱いも開始しています。


ゴールドマン・サックスが日本の株式市場を代表する「七人の侍」を選定したことが報じられました。これは、米国の代表的な銘柄である「マグニフィセント7」の日本版に相当します。

「七人の侍」には、以下の7つの銘柄が含まれています:

  1. SCREENホールディングス

  2. アドバンテスト

  3. ディスコ

  4. 東京エレクトロン

  5. トヨタ

  6. SUBARU

  7. 三菱商事

これらの銘柄は、半導体関連などの需要の拡大に伴い、選定されました。選定の条件として、流動性の高さ、営業赤字や最終赤字に陥っていないこと、株価パフォーマンスなどが挙げられます。

「七人の侍」の選定では、売上増収よりも利益率とPER(株価収益率)の拡大が重要視されています。PERは、株価の割高・割安を判断する指標で、一般的に15倍が適正価格とされます。例えば、アドバンテストのPERは37.69倍であり、エヌビディアは約400倍です。



ビットコイン価格と仮想通貨市場の動向

  • ビットコイン価格: ビットコイン(BTC)は1BTC=51,484ドルで、前日比0.37%安の水準で推移しています。また、グレイスケールのビットコイン・トラスト(GBTC)の流出額は4,420万ドルであり、これは1月11日以来の最低記録となりました。

  • ビットコインの需要: ブラックロックのビットコインETFである「IBIT」が66億ドル、フィデリティの「FBTC」が47億ドルを集める中、ビットコイン価格を押し上げている需要超過が見られます。

  • 週間純流出: 主要な暗号資産取引所からは5億4,000万ドル相当のビットコインが引き出され、これは23年6月以来の最大の週間純流出となりました。これは売却目的ではなく、コールドウォレットなどへの送金や長期保有を示唆するもので、投資家心理の変化を反映しています。

アルトコイン市場の動向

  • UNI価格の高騰: 主要な分散型金融(DeFi)プロトコルであるUniswapの新たなガバナンス提案のアップグレードを受け、UNI価格が前週比43.5%高となっています。この提案はプロトコルの意思決定プロセスの強化や報酬インセンティブの実装を目的としています。

  • エアドロップトークンの動向: CoinGeckoのリサーチによれば、エアドロップされたトークンの多くが過去最高値を記録しています。しかし、一部のトークンは上場初日に最高値を付けた後、下落する傾向があります。地合いの影響もありますが、一部のトークンは再評価され過去最高値に到達する事例も見られます。


RedditのIPO上場目指すニュースと仮想通貨保有の情報

  • 提出書類: Redditは米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)に関する届出書を提出しました。

  • 仮想通貨保有: Redditは提出書類の中で、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を財務資産として保有していることを明らかにしました。また、特定の仮想グッズの販売に対する支払いとして、ポリゴン(MATIC)やイーサリアムを受け取ったと述べました。

  • 保有数量: Redditは保有しているトークンの数量は明らかにしていませんが、「ごく少額である」と説明しています。

  • IPO上場計画: Redditは今年3月を目処に米ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場を目指しています。

  • 仮想通貨の選定方法: Redditは、ビットコイン、イーサリアム、およびSECや米商品先物取引委員会(CFTC)などの公式声明やガイダンスに基づいて、財務目的での仮想通貨への投資を限定しています。ただし、この決定はRedditによる判断であり、法的基準によって裏付けられているわけではありません。

  • PoS(プルーフオブステーク): Redditは、SEC委員長の発言を引用しつつ、プルーフオブステーク(PoS)銘柄が証券である可能性が高いと認識しています。


Ondo FinanceとAptosの提携による米国債担保型トークンの流通

  • 提携内容: Ondo Financeは、Aptos Foundationと戦略的提携を発表しました。この提携の第一歩として、Ondoが発行するUSDYトークンがAptosブロックチェーンに統合されます。

  • USDYトークン: USDYトークンは、米国短期国債と銀行預金が裏付ける現実資産(RWA)型のステーブルコインであり、トークン保有者は安定した利回りを期待できます。

  • CEOのコメント: Ondo FinanceのCEO兼共同創業者であるネイサン・オールマン氏は、Aptosとのパートナーシップについて、「Aptosは機関投資家との強固な関係を築き上げ、ブロックチェーンの未来に対する鮮明なビジョンを持っている。彼らと協力することで、私たちが市場に提供する革新的な金融製品の価値をさらに高めることができる」と述べました。

  • Ondo Financeの動向: Ondo Financeは、2023年1月にイーサリアム上で米国債をトークン化する製品を発表し、他のブロックチェーンへの進出を推進してきました。昨年12月にはソラナ(SOL)に拡張し、今月初めにはアプトスと共通のプログラミング言語Moveを採用するSui(SUI)へと拡大しました。

  • RWAとは: 「Real World Asset(現実資産)」の略で、ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカードなどの実物資産や、株や債権などの有価証券が含まれます。


SuiブロックチェーンとStardustの提携によるWeb3ゲーム開発促進

  • 提携の内容: Stardustは、先週、Suiブロックチェーンとの統合を発表しました。これにより、SuiはStardustのウォレット・アズ・ア・サービス(WaaS)プラットフォームおよびユーザー獲得ツールに統合されます。

  • 目的: この提携により、Suiネットワークに新しいゲームや機能が導入され、ユーザーエクスペリエンスが向上し、SuiのWeb3ゲームエコシステムが充実することが期待されています。Suiの高速なトランザクション処理と低いガス料金は、ゲーム開発者にとってより効率的でコストパフォーマンスに優れたゲーム制作を可能にします。

  • Stardustの背景: Stardustは、Call of Duty、Fortnite、Haloなどの元開発者や、有名ゲームストリーマーであるガイ・ビームが率いるゲームスタジオMidnight Society、さらにはオリジナルメタバースプラットフォームHabboなど、多くの著名なゲーム開発企業と提携しています。

  • Suiブロックチェーンの特徴: Suiブロックチェーンは、そのスケーラビリティと低コストで大量トランザクションを処理できる能力によって選ばれました。最近、Suiはロックアップされた資産総額(TVL)で5億ドルの重要なマイルストーンを達成し、ゲーム開発における主要なブロックチェーンプラットフォームとしての地位を強化しています。

  • StardustのCEOのコメント: StardustのCEOであるCanaan Linder氏は、この統合により、ゲーム開発者が技術的な複雑さに捉われることなく、ゲーム制作に専念できると述べています。これは、Web3ゲームの広範な採用と成長に向けた重要な一歩です。

  • 対応するブロックチェーン: Stardustは、Avalanche、Polygon、zkEVMs、Roninを含む150以上のチェーンおよびソラナに対応しており、幅広いブロックチェーン環境での利用が可能です。


米ドルの動向とビットコインに対するトランプ前大統領の姿勢

  • 状況: 米ドル指数は104の水準で横ばいを維持し、投資家は連邦準備制度の金融政策の見通しを左右する重要な米国のインフレ報告を慎重に待っている。トランプ前大統領は最近のタウンホールで、以前よりもビットコインに対して前向きな見解を示した。

  • トランプ前大統領の発言: トランプ前大統領は、ビットコインは分散化されており、特に若い世代が関心を示していると述べ、ビットコインとの共存は可能であると発言した。彼はまた、多くの人々がビットコインを受け入れており、ビットコインとの調和は可能であると述べた。

  • 政策との関連: トランプ前大統領は2021年にはビットコインを詐欺のようだと批判していたが、その後の彼の姿勢は軟化している。現在、彼が大統領でなくなったため、個人的な感想を述べることができるようになったとの見方もある。一方で、2024年の米大統領選挙では、仮想通貨や中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する政策が議論の焦点になる可能性がある。

ブルネイの貿易黒字の拡大

  • 状況: ブルネイの貿易黒字は急増し、2014年4月以来の最大の水準に達した。輸入の急減により、貿易黒字は大幅に増加した。輸入の大幅な減少には、鉱物燃料、機械輸送機器、化学製品、および製造品が含まれている。

債券の動向

  • 状況: 月曜日、政府債券の利回りは下落している。上位の最大の敗者は、オーストラリア、韓国、ニュージーランドの10年債である。

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