見出し画像

人の心

 久しぶりの更新です。しばらく羅甸言行録という随筆のようなスタイルで書いてきましたが、言行録というのが何だか気取った感じがするのでやめることにします。考えてみれば「藤村羅甸」というのもどこか気取った感じがします。大阪の詩人が提案してくれたペンネームですが、そもそも羅甸って読みづらいし読者に覚えてもらいにくいですよね。然しこのペンネームで少しずつ認知されている所もあるのでこのまま行くとします。

 記事タイトルもタイトルをつける練習のため毎回考えようかと。タイトルをつけるのが上手い作家もいれば下手な作家もいます。私は明らかに下手です。でも「それから」とか「彼岸過迄」とか?なタイトルですよね。漱石先生も適当につけたんじゃないでしょうか。

 で、最近の私と言うと相変わらずコロナに怯えながら仕事をして時々は書いたり読んだりしています。読書は月二~三冊で執筆スピードも極めて遅いです。Twitter等で見ていると努力されているばかりで私はこんなんでええのかしらと不安になることも多いです。この体たらくでありますから文學界新人賞はダメのようでした。やっぱりこれは行けるという感覚がある時は良いのだけれど、一次選考でも引っかかればええわみたいな感じでは駄目な結果が多いようです。

 世界中が不穏で私なりに心を痛めているところもあります。が、コツコツ文章を書いているわりには政治や社会問題について書こうとか発言しようとか私はあまり思わないんです。テレビをあまり見ないというのもありますが、発言した途端にその言葉がどこかステレオタイプな響きを帯びてしまうんです。現実感が乏しいというか。人の心は持っているはずなんですが、もしかしたら自分は薄情なのでは?自分のことしか考えられないのか?なんて疑念を持ってしまいます。そんな私ですが西村賢太さんの訃報を聞いたときには寝込んでしまいました。

 私は人から優しい人だと言われることが多いです。が、その度に言い知れぬ違和感も感じてしまいます。人の心とは一体何なんでしょうね。

 明日は土曜日ですが出勤です。実は転職を目論んでいます。とある求人に履歴書を送って結果待ちです。書類選考通過なら十四日以内に通知があるはずなんですが、今日がその十四日目であります。通知が来ません。そんなに欲しい人材でもないんですかね?まあ明日も今の仕事を頑張ります。

グッドナイト。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?