僕の人生で初めての入院生活が始まりました。お茶の水にある順天堂大学病院の13F病棟でお世話になることにー。

病名は左眼の網膜剥離、原因は加齢と過労らしいです。これまでの人生で僕は入院経験がなかったので、この病棟の何もかもが目新しく、すべてが新鮮といえば新鮮、しかもやることが何もない（笑）

この静謐に守られた特別な空間で、僕なりに感じること、心に止まることを、今のうちに書き留めることにしました。

よかったら、お読みになってください。

１.子ども扱い⁉️
夜は9時就寝
修学旅行か？
午後9時まくら投げ開始🤣
（ってこれは僕の妄想！）

２. 病院食とは❓
◇気づいたこと３つ
①味の薄い和食（お母さん的な風味）
②骨なしの肉または魚
③歯ごたえのあるものは無し
★高齢者の方が多いからねー。

３.僕の部屋に出入りするおねーさんたち
（お世話になっている看護師さんとも言う）
◇気づいたこと５つ
①通る声で発声がはっきりしている
②スポーツシューズで歩きは早い
（ドクターは普段の歩きやすい靴）
③全員大きめの名札あり
④髪は後ろで括ってある→CA?
⑤とにかくやさしくて心遣いを感じる
★廊下ですれ違うとき靴と歩き方でドクターと分かる。

４.病院の売店はコンビニ
病院内にコンビニ❗️
なので24時間営業だ。
なのにアルコールは無かったー😂
★夜食にスイーツの買い出しもOK💕

５.風呂
これだけたくさんの病室があるのに男女別の大浴場がない‼️
（アパホテルかいっ?）

６.ベッドでゴロゴロ…
ベッドの時間が長いと腰が痛くなってくる。身の置き場所は病室から出ると2カ所の談話室ぐらいしかない。
★インスタの動画で腰痛を防ぐストレッチを見つけてやってみた。効果あり❗️
☆立って上体を左右に倒す
☆膝を曲げ左右の肩を交互に前へ出す

７.ランドリー
全自動の洗濯機コーナーがあるので300円を投入したらキレイに洗濯できた！
★しばらくここに住んでみたい気分になる(^o^)

８.コンビニのワゴン販売
毎朝十時になるとこの病棟のナースステーション前にコンビニのおねーさんがやってくる。ワゴンいっぱいの食品、ドリンク、お菓子、雑貨…
★今朝はコーラとカレーパンを買った。

９.看護師さんもワゴンを押して
看護師さんは定期的に僕の病室にやって来る。
そのときワゴンの上にはPCがあって、つどつどの患者データを入力している。
★PCを通してスタッフみんなで患者を共有するというのはこういうことかと、かなり納得する。

今日で入院3日目、今のところの僕の書き置きは以上のようです。

こうした僕の小さな発見は、長期の入院生活を余儀なくされているご病気の方にとってはごく当たり前のことかもしれません。

それにしても、と僕が思うのは、私たちの身近な所にこうしてシステム化された医療機関があることをとてもうれしく思います。

僕の手術日はきのうだったので、今日は特に安静が必要だとドクターから言われました。

左眼の手術だったのでこの文章も右眼だけで、しかも老眼鏡をかけてポツポツと入力しているのですが…

と書きながら、ドクター、たくさんの看護師さん、清掃やベッドメーキングの方たちも含めて、ここはステキな医療機関だと思います。

僕があれこれ言うのもおこがましいですが、組織内の教育が全員に行き届いているのです。おそらくは、ここで働くみなさん一人ひとりがご自分の仕事に誇りを持っているのでしょうね。

きっとその昔、誰かがこういう医療現場の理想を夢見て、その理想に向けてこつこつと長年の努力の積み重ねがあったからこそ、その結果として、僕らがこうして快適な医療サービスを享受できるのだろうと感じます。ほんとうに有り難いことです。

幽霊が西瓜を食ふや楽屋裏　　麩山

つらつらと好きに書いてみました。
僕を取り巻くみなさんへ、
ここまでの感謝を込めてー。

京都花鳥堂樹庵/芦田ひろし