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【note川柳】#63:お題は「生物多様性」(311~315)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて、最近は新聞紙上でも「生物多様性保全」の重要性を訴える記事を目にする機会が増えてきました。

「生物多様性条約」(Convention on Biological Diversity、CBD)は、1992年に国際連合環境計画(UNEP)の主導のもとで合意され、今話題の気候変動枠組み条約(United Nations Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)と同じ時期から国際的な危機感を共有してきました。

ただ、地球温暖化の方が取組規模や各国予算の規模が大きく、注目されやすかったので取り組みが先行してきました。

最近になって、気候変動を含む環境問題と生物多様性の喪失は深く関連していて森林伐採、生態系の破壊、過剰な漁業などが生物多様性への脅威となっており、それが気候変動や生態系の不安定化につながっている可能性があることが報道されるようになってきました。

今回は、そんな「生物多様性」をお題に川柳5句にチャレンジです。


人類の人口増加限界か

生物が地球上に息づいた時から「種」の存続と進化が生物多様を育み、生態系を安定させてきました。

生物多様性は生態系の安定性と連動しており、異なる種や生物の相互作用によって、生態系が強固になります。これにより、病気の広がりを制御し、食物連鎖を維持し、自然の変化に対処する能力を高めてきました。

生物多様性は遺伝的多様性とも関連しており、生態系内の個体群や種が異なる遺伝情報を持っていたことで人類が生まれました。

遺伝的多様性が高いということは、生物は病気や環境変化に対して適応しやすく、種の存続を保つために非情に重要であると考えられています。

近年の人類の爆発的な人口増加は、化石燃料の過剰消費(バランスを保つ以上の燃焼によるCO2濃度の高まり)や森林伐採等の環境破壊を加速し、生物多様性を喪失させてきました。

ある時点の恐竜が地球上生物の頂点に立っていたものの環境変化で絶滅したように、環境変化に適応できるかどうかの正念場にあると思います。

子供が生まれない社会ができたり、戦争で人を殺し合う、まるで種の自殺行為のような行動が、絶滅を回避するための種の生存本能でないことを期待したいです。

人口と資源のバランスを取ってより長く地球環境が我々人類にとってありがたい環境でありつづけることをじーじは願っています。


自覚しよ生態系の重要さ

生態系はさまざまなサービスを提供します。
水の浄化、気候調整、花粉媒介、食物供給、病気制御、防災機能など、人類にとって極めて重要なサービスを提供しています。

観光だって生態系サービスに依存していると言えます。

その生態系サービスは、生物多様性に依存しており、生態系が健康で多様性に富むほど、これらのサービスの効果も大きくなります。

これをしっかり理解して、生物多様性保全が生計と生活の質を向上させる手段であることの再認識が必要です。


文化とも自然環境関連す

多くの文化や宗教において、自然界の生物に対する敬意と保護が重要視されてきました。

つまり今のように科学の発達していなかった時代から、生物多様性は、多くの文化的価値を育み、個別の種や生態系が人類の文化とアイデンティティに影響を与えてきたと言えます。

総じて、生物多様性の維持は私たちの健康、経済、文化、環境の側面すべてに影響を与えるため、地球全体にとって極めて重要なものです。

生物多様性の喪失は生態系の崩壊や種の絶滅を招き、その結果、私たち自身の生活にも深刻な問題を引き起こす可能性があります。

したがって、生物多様性を保護し、維持することは持続可能な未来を築くための不可欠な要素だと再認識することが必要です。


コウモリが今年都市部で増えている

異常な高温が続いた今年の夏場に、都市部ではカメムシが大量発生し、カメムシを好んで食べるコウモリが大量に繁殖して、家の隙間から屋根裏に入り込むなどの被害報告が頻発しているというニュースを目にしました。

COVID-19 パンデミックは、野生動物との密接な接触から新たな感染症が広まるリスクがあることを私たちに知らせてくれました。

生態系が破壊され、野生動物と人間が接触する機会が増加することで、新たな病原体が人間に伝播する可能性が高まります。

そのため生息地(ハビタット)の維持と生物多様性保全は、パンデミック予防にも関連していることを再認識したというのが、コロナの教訓だったのかもしれません。


生息地破壊ばかりは首絞める

多くの異なる種にとって多様な生息地は、食物供給や繁殖場所の提供の場です。これらの生息地が破壊されると、種の生存条件が悪化し、生態系が不安定になります。

つまり生息地の破壊は生態系内の相互依存関係を崩して、種の相互作用に影響を及ぼす可能性があります。

生息地の破壊により、個体数が減少し、遺伝的多様性が失われるリスクが高まります。

遺伝的多様性は、種の適応能力や生存率に影響を与え、環境変化に対する耐性を提供しているので、生息地の破壊は遺伝的多様性の維持を困難にしています。

日本政府は、陸域の30%、海域の30%を保護して生物多様性の維持を図るために「30 By 30」(サーティバイサーティ)に取り組んでいます。

30by30アライアンスHPより抜粋

☆☆☆
(感謝)

▼まあにさんの「[あったか讃岐うどん屋] はなまるうどんの歴史」の中でじーじのnote川柳のお題予告を紹介いただきました。お題は「食料危機」でした。日本の食料自給率の低さと農業の生産性の低さは、農地所有形態の硬直性と農協による小規模農家支配の構造を既得権益者がずっと守ってきたことと関係があるのではないでしょうか?政治家が票にならない改革よりも自身の地位の安泰を望む行動は、まあにさんが指摘してくれたように「食糧自給率を上げることに反対している」のと同じなのかもしれませんね。まあにさん、ありがとうございます。また、X(旧ツイッター)でもじーじの記事を沢山紹介くださり嬉しいです。

【お題は「食料危機」】
【note川柳】#62:お題は「食料危機」(306~310)

▼ハスつかさんの2023年のいっぽん企画に参加して【「40人40作品が集まった"今年を代表するマガジン「2023年のいっぽん」】と「シャンシャン、シャシャン♪今年もハスつかサンタがやってきたよ!」の記事にじーじの1本を紹介いただきました。ハスつかさん、今年も楽しい企画をありがとうございました。じーじの今年の一本はやっぱりこれです。

【じーじ感激!】やりました😊1,000日連続投稿達成です!

▼きしゃこく先生のしゃかせん「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。

▼月曜日におめでとうございます!通知をいただきました。これも皆さんのスキ応援のお陰です。ありがとうございます。

【じーじのもろもろ】日本の天才たち

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