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気候変動 序盤の振り返り

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて、先日から【森林のお話】というタイトルで地球温暖化問題に関して緩和(地球温暖化を止めるためにCO2の排出を削減すること)策における隠れた良策「森林減少を止めて、森を増やしていきましょう」という話を始めています。

つぶやきのタイトルは【森林のお話】なのに序盤の1話から6話までは、森林の話なんか出てきませんでした。看板に偽りありです。

この振り返りnoteのタイトルのように「気候変動」の方が余程マッチしていました。

でもこれからどんどん森林のお話になっていきますのでお許しください。

気候変動問題における大きな課題感として、序盤で次の問題提起をしてきました。

1)日本が環境先進国だと勘違いしている方が多いと思いますが、地球温暖化問題、温室効果ガス(GHG)の排出量をGDPで割ったGDP1ドルを産み出すためにGHGを何トン排出しているかの炭素生産性で日本は後進国です。(2021年段階でOECD加盟35ヵ国中32位)

2)電力、動力における化石燃料依存がOECD加盟国の中でも大きいために炭素生産性が悪く、日本はとても製造業の競争力を維持するのが大変な状況です。

3)特に2011年3月の原発事故によって、日本は一時的に原発依存度がゼロとなり、化石燃料に過度に依存する形で経済活動を回復してきたために、諸外国に比べて電源構成における化石燃料依存度が高いままなのです。(実は排出量世界一の中国以上に依存しています。)

4)その上、国土の特性から太陽光パネルの敷設や陸上風力敷設においても不利なので、無理に進めてもコストパフォーマンスが悪くなり、産業競争力維持の足枷にこそなれ、競争力向上には逆行する「再エネ強化」を求められています。唯一競争できるかもしれない洋上風力に今は注目が集まってきていますが、再エネ有利な国とは比較になりません。

5)日本は自動車の生産・販売が国の基幹産業であり、雇用面でも日本の屋台骨です。そんな自動車産業を代表して豊田章男さんは、日本の電源構成を憂いて、目的が地球温暖化を止めるCO2の排出削減なのであれば、トランジッション(移行)計画が重要であって、電気自動車(BEV)の一本足打法が性急すぎると国の事情によっては、排出削減にもつながらないと主張してきました。

もっともな主張なのですが、日本の中でも理解は深まらず、トヨタは応援されるよりも批判の対象になってきました。

さあ、そんな日本の課題は電源構成にあることが明白なのですが、政府は、明確な方針をぼやかし、2030年に原子力発電に20~22%依存した上で、かなり再エネを頑張る目標を立て2013年比46%のGHG削減を達成するという達成困難な野心的な目標を国連に届けました。

そんな難しい緩和策に追い込まれた日本の現状ではあっても、日本が世界に範を示せることがあります。

何も緩和策は、化石燃料を燃焼することを減らすだけが対策ではありません。森林によるCO2吸収・固定化は効果的な対策です。

序盤は【森林のお話】のタイトルなのに森林の話が全く出てきませんでしたが、中盤の7話から12話では地球温暖化対策に逆行する「森林減少」に注目した記事を上げていきますね。

国土の68%が森林の日本にとって、森林がCO2の吸収・固定化に最もコストパフォーマンスに優れた自然の恵みであることを世界に示すチャンスです。

世界的には、この貴重な森林の面積が年々減少を続けていて、その傾向が止まっていません。

どうして森林は減少するのでしょうか?
そんな疑問に答えながら、話を進めていきます。

電源構成における日本の課題を明確にした序盤から注目を「森林」に移していくのが中盤です。

どうかお楽しみに。

1116日連続投稿目指して、連続投稿継続中です。

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