夜中にふらふら出歩くことがある。
大抵は考えすぎて煮詰まって、誰にも相談できずにひとりで落ち込んでいるとき。（私は他人への相談がすこぶる苦手である。）

つい最近また夜散歩して、ちょっと遠くのスタバに行って何か買って帰ろうと思ったら、21時半とかだったのに人がたくさんいて、そこに入っていけるほど元気はなくて、諦めてコンビニに寄って帰った。

歩いてる間、いつもは聴かない音楽を聴いてた。
そしたら流れてきたのが、Mrs. GREEN APPLEの「Soranji」っていう曲だった。
すごい曲だと思う。
なんかよくわかんないけど、とりあえず生きようって気持ちになる。

この曲のことは知ってたし映画のことも知ってるけど、まだ見てないから曲を聴くのもこの先のためにとっておこうって思っていた。
でも、まだ映画を見てない人間だから言えることだと思うのだけど、曲だけでものすごいエネルギーがある。「生」のエネルギーがある。

明日の予定なんてこの1年くらい、よっぽど重大なことがないかぎり立てていない気がする。
明日が怖かったから考えたくもなくて、何かをしようという気力がなかった。頭も働かなかったし。

でもさ、明日の予定って立ててもいいんだって。
たとえこの世が終わる日でも立てていいんだって。
それに比べたら、ちっぽけな私が怯えていることだってきっと小さなもの。

明日のことを考えて怖くなる日もあるけど、明日そのものに怯えるのはできるだけ少なくしていけたらいい。

たぶんだけど、怖がってるものと同じ「明日」にしか楽しいことって待ってないんだろうなって思うので。