ペルーに連れてってもらった。アンデス高地3200m マラスの塩田!
朝食はホテルで食べた。こうして振り返ってみるとホテルの写真は撮ってないな。どこも良い宿だったのに。
これは昨日の朝食。郷土料理のレストランだと聞いたが。
思い出すと、この旅で唯一私の口に合わなかった味だった。
薄味、におい、食材、何だかよくわかりませんが、たぶん私の苦手なモツ系だったかもしれません。
ハイ!気持ちを切り替えて、今日は先ず、サクサイワマンという遺跡に行きます。カルロスは、セクシィウーマンと覚えると良いと言ってました😆坂道を上ってきました。
後ろにクスコの町がみえます。
巨大な石が積み重なっている。とにかく大きくて全体がどうなっているのかは分からないくらい。
石垣は3重になっているらしい。この写真の左の方は大きな大きな広場になっていて、毎年インティ•ライミ(太陽の祭り)という大きなお祭りが行われるそうです。
ちょっと遠く離れると全体が少し分かりますか、とにかく大きかったです!
サクサイワマンは、インカの遺跡で、城塞、要塞、宗教施設などと言われていますが、はっきりしたことは分かっていないそうです。
高いところから見たクスコの景色。
次は、場所の名前は聞きませんでしたが、古い村を再現して、そこで布を織ったり、物作りをしているような所に行きました。
自然の植物を煮出して糸を染めています。
左上のサボテンは、コチニールカイガラムシが付いてるもの。
この虫で赤を染めます。レモンも使うみたいですね。
こんなにたくさんの糸が染められていました。
ペルー独特の柄の織った布も売っていました。よく聞いてみると、化学染料で織った布もあって、そちらのほうが値段がちょっと高いとのことで、意外でした。私は、自然素材の物の方が価値があると思ったのですが、自然素材は退色してしまうからでしょうね…。
庭にはアルパカとリャマも飼われていました。リャマのほうが耳がとがっていて、雄々しい顔?
アルパカの方が優しい顔?毛がモコモコですね。
しばらく走って、山の上の方から見た景色。
ここから、あの下まで下って行きます。
運転手さんが、途中で茹でたとうもろこしを買ってくれました。
チーズがついてきました。大粒でサッパリした味。日本の甘いとうもろこしとはちょっと違う感じでした。
何を見に行ったのだろう?こんなところも通って。
こんな道も走って。
着いた所はモライ遺跡。インカの時代の農業試験場だったとか。段々になっているのは畑で、標高差で気温が違うので、どの作物がどこで一番育てやすいかなどの試験がされていたそうです。写真で見るよりもはるかに広く大きいです!
駐車場と景色。標高3,500mくらいあるらしい。
きれいな青い空の色!
モライ遺跡の近くでお昼ごはんを食べました。
レストランに入っていくと、楽器を演奏しながらで出迎えてくれました。
自給自足の素材のシンプルな料理でしたが、説明を聞きながら、おいしく頂きました。
上のシロップに浸かっているデザートは、何だったかなぁ?
意外なものだったという記憶だけが残っています。
また、気持ちの良い景色を見ながら。
山道を下っていき、カーブを曲がると、突然、向かいの山の斜面が白く見えました。塩田なんだそうです!!
カーブを曲がって近寄って行くと、それは白い塩の棚田!
塩の結晶でできた土手、道。田に張られた塩水。
マラスの塩田と言うそうです!
田の数は4000枚もあるとか。
大昔、海だったところが地殻変動で押し上げられ、塩水は岩塩となってアンデスの山の中に残り、長い年月をかけ、またこの渓谷に濃い塩水として湧き出ている。それはインカの時代から600年以上続いているという。
高地のアンデスで塩は貴重で、ミイラを作るときにも使われていたそうだ。
塩田は同じ塩水を流しているのに、田によっていろいろな色に見えた。この、ミルクコーヒーのような色の田では、二人の人が四角の板を持って塩を集めていた。
集めた塩は、人が人力で私達が見ているこの場所まで運びあげられる。下の田の人は、上まで運び上げるのが大変だろうと思うが、昔からずっと変わらないやり方で来ているとのこと。
思いもかけない山の中の、マラスの塩田。
忘れられない景色となった。
そして、今夜の宿に着いた。
広い敷地にいくつかの建物があったが、今夜の宿泊客は私達だけ。
立派なキッチンがあったが、今夜は外の店のテイクアウトにしてくれと、オーナーが注文を取りに来た。というわけでボリューム満点のチキンとポテトとサラダを買ってきてもらって、テーブルもセットしてもらって夕食とする。後ろの壁には宿泊客のメッセージがたくさん書かれていた。
この食堂の奥に暖炉と大きなソファがあって、ゆっくりしてから部屋に戻った。
今日も1日無事に過ごせました。いろいろなものを見させてもらいました。ありがとうございました。
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