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玄関ドア、こんなにきれいになりました!

近所の友達の家でお茶をご馳走になっていたとき、玄関ドアが汚くなったので塗り替えたい、という話をしたことがある。

何年か前のことで、自分でも忘れていたけど、この秋、
「玄関ドア、もうそろそろする?って主人が言ってるけど」
と、友達が電話を掛けてきた。
えっ、覚えていて下さったの?!

もう、遠慮なくお願いすることにした。
天気の良い日、早速始まった。
手伝います!と言ったら、
じゃあ、やってみる?と、機械でドアの表面を削る見本をやって見せて下さった。
できそうかな?と機械を渡されてやってみたけど、力が弱くてうまくいかない。
ご主人が、やっぱり僕がやったほうがいいかなと、笑って言われた。
表面の大きい所は機械で削って、細かい所は紙やすりで削った。
紙やすりでこするのは私もできた。

その後、細かいところをヘラで削りながら、水洗いをして乾かした。
これは、ご主人が一人でやって下さった。
ご主人の奥さんである友達が言うには、適当で良いですと言わないと、いつまで経っても終わらないからねとのこと。

それを聞いて私が、適当でいいですからと言うと、どうせやるなら、きれいになったほうが良いからと、手抜きをなさらない。
水で洗っただけでも、もうとてもきれい!

そして、塗料を買いに行って、2種類の塗料を混ぜたほうが良いと思うとのことで、刷毛と塗料と紙やすりを買った。1回塗って乾いた後で、細かいヤスリで表面を撫ぜてから、2回目を塗ると、仕上がりがきれいになるということだそう。塗料を塗るコツを教えて頂き、見本を見せて頂いて、一回目を塗った。その後、チェックしてもらって、紙やすりをかけてもらって、2回目を塗った。

2回で充分に思えたので、これでどうですか?と尋ねると、きれいに塗れてるし、これで終了にしますか!と言われた。やったー!嬉しい!


刷毛の始末と手入れも教えて頂いて、玄関ドアの塗り替えが終わった。
とても、一人ではできなかったし、声をかけていただかなかったら、気になりながらも、ずっとあのままだったろう。
本当にキレイになって気持ち良くなった。

ご主人は、86歳だけど、とてもお元気。
自宅の飾り戸棚なども手作りで、しかも、扉には、彫刻が施されていたり、茶筒や菓子器細々したもの全部手作りなのだ。
ボランティアをしていて、そのボランティアで使う家の修理もなさっていて、みんなから、感謝されている。
僕は、材料を与えてもらって好きなことができて、喜ばれるんだから、こんなにうれしいことはないねと、仰ってる。

お礼なんか考えないでね、好きでやってることだからと、友達は言ってくれる。
ちょこちょこと気持ちを形に表して行こう。

昨日、兄夫婦が訪ねて来てくれて、玄関ドアを見て、お前から聞いていたけど、本当に新しいドアのようにきれいになったね。ありがたいねと言ってくれた。
いつも、私のことを気にかけてくれている友達御夫婦や、みんなに助けられて、元気でおれることに感謝しています。ありがとうございます。

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