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東北の山旅、八幡平 2020.10.17

朝起きると外はガスっていた。
天気が悪いので、出発は9時とのこと。
登山口の駐車場に着くと、雪が積もっていた。

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道路は雪のため通行止めになっているそうだが、私達の泊まった藤七温泉は、通行禁止区間の中にあるので、ここまで来れた。

体操をして、9時20分出発。
笹の間の道は、石畳になっていて、滑りそうなので、注意して歩く。
雪が降って、空気が冷たい朝のこの感じが懐かしい。

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右に八幡沼を見、

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左にガマ沼を見て。

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八幡平山頂  (1.613m)  9:55分着。

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ここには展望台があって、八幡沼、雪化粧したその周辺の景色がとてもきれいに見えた。
先に来た人が作った雪だるま、かわいい。

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集合写真を撮っていると、私達とは違う道から来た男性が、熊の足跡を見ましたよ、と写真を見せてくれた。
雪の上にはっきりと熊の足跡!
私達は、大勢だから良いけど、単独で熊には会いたくないなぁ。

ここからゆるやかに下って、陵雲荘避難小屋でトイレ休憩。

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湿原の木道を歩いて源太森に着いたけれど、普段なら良い展望が開けているらしいが、何も見えない。

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ガイドさんが、今日の予定では、これから茶臼岳に行く予定でしたが、この天気なので、展望は望めないので、エスケープしたいとのこと。

黒谷地湿原のテラスで休憩。

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みんな、それでいいという事で、黒谷地湿原から、バス停のある車道まで、歩いた。
木道は、古くなっていて歩きにくい所もあったので、気をつけて歩いた。

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予定を変更したので、バスが茶臼山の下山口から来るのを待っていると、若い女性一人が現れて、これから、黒谷地湿原から八幡平まで行くという。
それほど高低差があるわけでもなく歩きやすい道だと思うけと、怖いもの知らずの昔ならともかく、今の私にはその勇気がないなぁ。

みんなで、がんばってね!気をつけてね!と見送った。

バスが来て乗り込み、通行止めのある駐車場でトイレ休憩。
ここの紅葉もきれいだった。

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そばに、地熱発電所があった。
地熱発電所は、馴染みがなかったけど、ガイドさんの説明では、東北には火山や地熱地域があることから、いくつかあるということで、へえーと思った。

バスは、今夜の宿のある国見温泉に向かう。
昨日のハードスケジュールの後の、のんびりスケジュール。
ランチ休憩をした岩手山SAから、昨日の岩手山が見えた。頂上は初冠雪で白い。
昨日で良かったな!

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それから、しばらくして着いた道の駅で、買い物休憩があった。
今回の旅では、ゴートゥートラベルの関係で、買い物券がもらえた。
その買い物券を使える初めてのチャンスがやってきた。

見て回っていると、日本酒の売り場に、2軒の蔵元の方が来ていて、試飲のコーナーも!
近づいて行くと、一軒は、飛露喜、という一時よく飲んだお酒の蔵元だった!
奥さんという方が、とても感じが良くて、つい何本か自宅に送って貰うように買ってしまった。楽しい買い物だった。

4時前に、国見温泉、森山荘に到着。

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ここは珍しいエメラルドグリーンのお湯だという。
景色が良い混浴の露天風呂に入りたいと思って下から覗くと、男性の先客がいてもうすぐ出るよ!と、言ってくれ、友人と二人で空くのを待って入った。
その露天風呂の登り口の側には、ペットのための温泉もあって、犬を入れている人がいた。
治療でよく連れてきているそう。

脱衣場は、小さいけど、男女別々。
山の木々を見下ろすような展望で気持ちが良くて、のんびり浸かっていると、男の人がごめんよ、見ないようにするからね!と言って入ってきた。

長四角の形のお風呂。それほど大きくなくて5、6人並んで入ったらいっぱい。
すぐ、隣にいる感じ。
私達はそーっとお風呂からあがった。
やっぱり、無理だわ!!

食事は、イワナの塩焼き、山菜、きりたんぽ鍋ど。
上品なお年を召した宿のおばあさんが、ニコニコと椅子に座って、お客さんと話していらした。
食事は、イワナの塩焼き、きりたんぽ鍋、イカの塩辛、ふき、なめこなど。
おいしく頂きました。

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今日は、雪の八幡平でした。










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