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東北の山旅

亡くなった主人の友人から、先日、ちょっとした連絡があった時、そのメールに添付されていた写真。
山に登ってきましたと、説明があったが、
それは、去年、私が同じ位置から撮った写真と一緒の景色の写真だった! 空の色、雲の感じもそっくりでビックリ!!!
直ぐにそのことを伝え、お互いに天気が良くて良かったことを喜びあった。
そこは、八甲田大岳山頂!

ちょうど、栗駒山の紅葉がきれいだというニュースを聞いたりして、その山旅のことを思い出していたので、いっそう、懐かしかった。

私は、去年の10月の同じ頃、友人に誘われて、旅行会社のツァーで東北の山を登ってきたのだった。
その旅行会社のツァーの予定では、山頂から違う道で下りて温泉に泊まり、次の日は違う山に登って、また別の温泉に泊まりながら、7つの山を次々と登るというもの。
東北は遠いので、東北の山は、縁がないかなと思っていたので、こんなチャンスはないと思って、参加を決めた。

行程としては、次の通り。
1日目、くりこま高原駅集合〜いわかがみ平〜栗駒山(1,627m)〜須川温泉
2日目、須川温泉〜早地峰山(1,917m)〜小田越〜松川温泉
3日目、松川温泉〜馬返し登山口〜岩手山  (2,038m)〜焼走り登山口〜藤七温泉
4日目、藤七温泉〜八幡平登山口〜八幡平(1,613m)〜茶臼山〜国見温泉
5日目、国見温泉〜駒ケ岳8合目〜秋田駒ケ岳(1,637m)〜乳頭温泉郷
6日目、乳頭温泉郷〜十和田湖〜奥入瀬渓谷〜蔦温泉〜酸ヶ湯温泉
7日目、酸ヶ湯温泉〜八甲田山ロープウェイ〜八甲田山(1,585m)〜酸ヶ湯温泉〜嶽温泉
8日目、嶽温泉〜岩木山8合目〜岩木山(1,625m)〜嶽温泉〜青森空港〜青森駅

毎日、山に登って下りてを1週間。
足が心配だったけど、無事に歩けた事が何より嬉しかった。
そして、天気に恵まれて、紅葉もきれいで、初めて行った東北は、おおらかで豊かな印象だった。
なんでそんな印象だったのかな?
温泉の湯量が豊富で、イワナの塩焼きが夕食のお膳についていることが多くて、山菜や、郷土料理がおいしかったこと。
それにお酒もいろいろな銘柄を頂いたが、本当においしかったこと。
山頂からは360度周りの山々が見渡せたり、遠く海も見えたり、伸びやかで気持ちよかったこと。
そして、まだ混浴が普通にあること。
そんなことが、私の中でおおらかで豊かなイメージとして残ったような気がする。

友人は、一人で国内、国外とこの会社を利用して旅に出ているが、私にとって、こうしたツアーの山旅は初めて。
女性の一人旅の人が多く、友人も含めて、根っからの山好きな人たちだった。
立派なカメラで写真を撮っている人、写真はほとんど撮らないでただ歩くだけの人、山の楽しみ方も人それぞれ。
私はといえば、山を歩けるだけで満足で、ケガをしないようにだけを、注意していた。
終わり頃になって、やっと山に慣れてきたと思ったので、もう少し長く山にいたかったなと思った。

1つ1つの山については、思い出す限り、おいおい山行記録を書いておこうと思っている。

今回はここまでにしようと思います。 

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