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噛んで砕こう英単語!「星座②」

前回の記事はこちら。

どうも!
水島ひらいちの涼です!

以前書いた記事の続きとなります。

前回のおさらい。
牡羊座(Aries)
→ゼウスが化けた

牡牛座(Taurus)
→ゼウスが化けた

双子座(Gemini)
→ゼウスの子ども

さて、今回も黄道十二星座から3つご紹介していきます。


蟹座♋

英語:Cancer
Cancerと聞くとどうしても「ガン」を思い浮かべてしまいますよね。
同音異義語なんて別に珍しいわけではありませんが、「蟹座」と「ガン」があまりにもかけ離れているように感じ、最初に知った時は違和感を覚えました。
cancerはギリシャ語のkarkinos(カニ)が由来となっていますが、イギリスには元々カニを表す「crab」という単語が存在していたのでcancerには蟹座という意味を与えました。
そうです、ガンよりも先に概念の存在した蟹座の方が先に使われだしたんですね。
では何故cancerにガンという意味が加わったかというと、病変したその付近の血管や組織がカニの脚が広がっている様に見えることから来ているんです。
ちなみな、この蟹座の蟹はギリシャ神話の英雄ヘラクレスがヒドラという怪物と戦っている時に邪魔をしてきて、ヘラクレスに踏みつぶされた蟹という神話が残されています。


獅子座♌

英語:Leo
ラテン語から直輸入した言葉です。
Lionの語源にもなっていますしわかりやすいですよね。
この獅子座のライオンのモデルとなっているのはギリシャ神話の英雄ヘラクレスに退治された人食いライオンです。
ちなみに日用品メーカー『ライオン』の社名の由来はライオンの歯牙は強くて純白であり、歯磨の商品名として効果的であると考えられ「獅子印ライオン歯磨」が誕生したこととのことです。


乙女座♍

英語:Virgo
英語で乙女は本来maidenと言いますが、virgoもラテン語から来ています。
感のいい方はお気付きかもしれませんが、「処女」を表すvirginはこの言葉が元となっています。
乙女座のモチーフになっている女神は実ははっきりとはしていません。
正義の女神「アストレア」や収穫の女神「ケレス」、農耕の女神「デーメーテル」にその娘「ペルセポネ」やど様々な候補が挙げられています。ちなみにペルセポネはゼウスとの間の子どもです。
デーメーテルとペルセポネのギリシャ神話は非常に面白いので興味のある人は是非調べてみてください。四季が生まれた逸話などがあります。

今回も雑学メインとなってしまいましたが、楽しんで頂けたでしょうか。
私もこの記事を書くために星座について色々調べているんですが、その元となっている神話が面白過ぎてついつい時間を忘れて耽読してしまいました。

星座の記事は後二回執筆予定なので次回もお楽しみに!


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