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【共同執筆】マエダ詰め将棋#1

八重:
昔俺らの身内ネタで
「何でもマエダ(昔のクラスメイト)に連想させる」
って遊びやったの覚えとる?
あれをこの場を使って一般的な遊びに昇華させてみようと思って『マエダ詰め将棋』ってリネームさせてもらったわ。

例えば、俺(出題者)が最初の単語と最後の単語を提示するけん、涼(回答者)はそこまでの連想の過程を埋めてほしいんよな。
対局中の盤面を見て王将を詰ませる過程に似とるけん『詰め将棋』を冠させてもらったんじゃけど。

(例)
「コロッケ」から「TOKIO」だったら
コロッケ → 揚げる → 凧 → 正月 → 駅伝 → 走る → ダッシュ → 鉄腕ダッシュ → TOKIO 

勝ち負けとかポイントとか何も決めてねえけど、
長すぎず短すぎず、うまい連想ができたら評価するっていう軸を持ってやろうや。慣れていったら手数を指定してもええかもしれん。

涼:
マエダのゲームは当然覚えとるで。
あの時は白熱したな。まさかあのゲームが現代に蘇るとは思いもせんかったわ。

勝敗を決めるのは難しいけど要は当時と同じで、俺らが面白かったらそれが全てなんじゃろ?

じゃあこの流れで俺が最初にお題出そうな。
お互い腕がなまってねかったらええけど。

それじゃあ記念すべき一発目のお題は…

「忍者」から「ベッド」

八重:
あの時とか現代とか言うけど最初に始めたの数年前じゃけんそんな懐古せんで大丈夫じゃで。笑
対話形式じゃったら瞬発力での面白さがあるけど、文章でやり取りしとったら推敲ができるけんな、違った面白さもあるかもしれんわ。
まあなるべく一発勝負でいくけど。

よし、やるで!

忍者 → 忍術 → 金縛り → 睡眠障害 → 寝付く → 寝室 → ベッド

2回ほど手戻りしてしまったけど、6手でたどり着くことが出来たわ。
最初「忍者」から「くノ一」を連想させてしまったせいで、ベッドまでの道のりでエロいことばっかり脳裏によぎって大変じゃったが。
思春期かよ。

じゃあ次は「ベッド」から「おこわ」にしようかな。

涼:
今後は手数指定とかの他に「エロワードを含んで」とかのルールを課すのもやってみてもええかもしれんな。

ベッド」から「おこわ」か。
なかなか難しそうじゃけどやってみるわ!

ベッド → 寝具 → ニトリ → 北海道 → クラーク博士 → 札幌農学校 → 農業 → 稲作 → 米 → おこわ

おっと、9手もかかってしもうたな。
こんなんじゃ地区大会も勝ち上がれんが。
とりあえず「食」に持っていかんといけんかったのが苦戦を強いられたわ。

じゃあ次は「おこわ」から「メガネ」で!

ほんでいきなりじゃけど、次からは手数指定をさせてもらおうかな。
昨日までの自分に打ち克ってほしいということで、5手に挑戦してもらおうかな!

八重:
ニトリが北海道の企業であることとか、クラーク博士が札幌農学校の校長だったこととか、どことなく知性を感じさせられる詰め方じゃったな。
実際の将棋のプレイングでも徐々に王の牙城を崩すタイプなんじゃねん?

さて、5手で「おこわ」から「メガネ」じゃな。

おこわ → 蒸し料理 → むし → 昆虫 → トンボ → メガネ

メガネをトンボから持ってこようとするアイディアが最初あったけど、おこわを蒸し料理って解釈させることでなんとか5手に抑えたわ。
博識な繋げ方にしようと頑張ったけど無理じゃな。笑
次は俺も手数制限をさせてもらうで。

~続く~

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