見出し画像

【コラム】NFCpayment、VISAがひっぱる


こんにちは、ひらのすけです。

画像1

このNFCPaymentマーク、一般的にどのくらい認知度があるでしょうか。

この記事を見ていただいている方はおそらく決済に興味がある方が多いと思うので、もちろん知っている!という方が多いとおもいますが、一般の方はまだまだご存じない方も多いのかなぁと感じます。


このNFCpayment国際ブランドとして、グローバルで力を入れて推進しているのがVISAインターナショナルと感じています。


【01.既に国内で発行枚数 2,390万枚】

VISAの方のお話では、すでに国内では2,390万枚のVISAブランドのNFCカードが発行されているとのことです。

おそらく、国際ブランドとしては、最多であることは間違いないと思います。

ちなみに私の財布にも、VISA NFC搭載カードは、三井住友のANAカード、楽天カード、kyashのカードがあります。

またグローバルで見ると、VISAに限らず、北欧などではNFCの取り扱いが9割など、決済カード = NFCというのが当たり前となっています。

【02.NFCpaymentの名称を「タッチ決済」へ統一】

VISAはテレビCMなどでもNFCpaymentを「タッチ決済」としています。

VISAはこれを商標などをとらず、「日本における決済業界のなじみやすいスタンダードな名称として使ってい行こう」というスタンスをとっており、他国際ブランドも日本においては「タッチ決済」という名称を使いましょうと促している状況です。

この他社ブランドにも「タッチ決済」というものを広げていく。このスタンスが業界全体をリードする責任や意思のようなものを感じました。


日本で「タッチ」というと、いわゆる日本のガラパゴスなSuicaや楽天Edyのような汎用電子マネーのイメージが強いと思います。

VISAとしては、かざすということに慣れている日本人にとって、非常に親和性があるため、タッチするソリューションの導入に関しては、障壁は低いと考えているようです。

【03.お店の対応状況は?】

VISAからは未開示になっていますが、例えばVISA HPにも記載がありますが、マクドナルドローソンなどの超大手流通業、今後やイオンセブンイレブンなどにも搭載されることは発表されています。

今後も大手、中小含めて各アクワイアラが推進していくものと考えられます。

いまはICカードを物理的に指して、決済していくものが、タッチ動作のみで決済することが一番利用されていくことになるでしょう。

【04.東京オリンピック延期の影響は?】

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、VISAはオリンピックの公式スポンサーです。

皆さん、チケットを申し込まれた方は体験したかもしれませんが、チケットもVISAブランドの決済カードしか使えませんでしたよね笑

これまでのオリンピック開催国では、VISAはペイメントの普及に努めてきました。近年のリオ、平昌などでも競技会場でNFC含めたペイメントのコマーシャルを行い、ロンドンではこのオリンピックでNFCpaymentが定着したといわれています。

日本でもこの東京オリンピックに向けて、ペイメントインフラが課題となり、その普及が進んできました。 しかし残念ながら来年への延期が決定しました。

しかし、これは決済インフラの準備期間としては前向きにとらえることも可能だと思います。 さらなるカード側、加盟店側の対応を拡充したうえで、訪日外国人を迎えられると思います。

【05.最後に】

先ほど東京オリンピック延期は準備期間に前向きにとらえられると思いますが、これはVISAのみに限らず、他国際ブランド、そして国内カード会社や決済ベンダーの使命と考えています。

1年延びたから、その分のんびりするのではなく、その間にもっともっとサービスレベルを上げるということを目指して、オリンピックを目指したいですね。

いかがだったでしょうか。

役に立った!と感じていただけたら是非「スキ❤️」してください! またツイッターもフォローお願いします!

ひらのすけ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?