002:HIRAKO、ギターに名前をつける

めちゃ親切だけど実はベーシストの店員さんがオススメしてくれたギター。家に帰ってケースから出し、スタンドに立てかけて、しげしげと眺めます。

ボディはピカピカと輝き、弦はピンと伸びて凛とした佇まい。まるで家に来られたことを喜んでくれているかのようです。わたしはこの新しい相棒をとっても気に入りました。

「よし、名前をつけよう」

どんなものでも名前をつけると、そこにきちんと「存在」するようになり、こちらの想いを受け止めてくれるようになると、わたしは信じています。そして単純に愛着が湧きますよね。

わたしは以前から、ここぞという時の相棒には「この名前をつけよう」と決めている名前がありました。

「David、よろしくね!」

そうです、名前はDavid。愛称はでびちゃんです。

昔、とてもお世話になった先輩が、話の流れで「相棒はDavid」みたいなことを言った時があったんです。本当にたわいないジョークめかした話だったのですが、妙に頭に残っていて「ここぞという相棒ができた時にはDavidと名付けよう」と、ずっと思っていたのでした。

無事に名前も決まり、ふとDavidの語源みたいなものがあるのかなぁと、ネットで調べてみたら。語源にはヘブライ語で「最愛の人」「愛されるもの」という意味が。

偶然か必然か。なんだか面白くなってきそうな予感!


ギター弾き語り実現までの道のりを綴る「HIRAKOの弾き語りへの道」、また巫女関連や日々の生活の中で実践したり、考えたり、感じた事を「ヒラコラム」として書き連ねていきます。また、イラストも描いていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。