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『スリル・ミー』2023 尾上廣瀬ペア

こちらのペアはたまたまお譲りいただけたチケット。ありがたい!
ただ、私はけっこう感情を引きずるタイプなので(スリル・ミーは特に)、別日に観たほうがこのペアの良さを堪能できたかなと思わんでもない。

スリル・ミーのストーリーに対して、めちゃくちゃ悲しくなる時もあるんだけど、めちゃくちゃ腹が立つ時もあって、今回は後者の感情でいっぱいになり、イライラして観終わってしまった💦

たぶん、このペア芝居がうますぎるんだと思う。
そして、私はすでにストーリーを知っているので、松也「私」がふと見せる計画的な顔に気づいて、イラッとしてしまうのでした。
(実は最前列でした)

2人の関係性が愛というよりは、バチバチのライバル関係でマウントの取り合いのように見えてしまって、そのために周りが災難に巻き込まれることにイラ〜ッ!
なんて自分勝手な2人なんだと。

あと、松也「私」の『99年』こわすぎた。
心理的ホラー、シャイニングとかミザリーとかあんな感じの。

廣瀬「彼」は、忘れていたけど広瀬くんは二枚目だしめちゃカッコイイし、正気と狂気の間のギリギリの線を表現するの上手いなと思ったのだけど、1つ前に観たペアがあまりにも19歳だったので、どうしてもどこかの若社長の御曹司に見えてしまう部分あり。
いや、これはこっちのペアを先に見るべきだったわ〜。

二人の間にバチバチ火花を散らすのも、1つのスリル・ミーの形なので、面白いのではあるけれど、今の私の心情には少しハマらなかったなという感想です。

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