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2021年にする6つのこと

2020年をひとことで例えるなら、「いちごの乗っていないショートケーキ」。

いちばん楽しみにしているものがないと分かりながら、食べ切っても満足感がないと諦めながら、ケーキをくるくる回したり、美味しい紅茶をいれてみたりしながら過ごしました。


毎日にこにこしながら中指をたてて過ごす生活でしたが、2021年は最悪の事態になって迎えるのが初めてではない分、まだましな年になると思っています。本当に、やんなっちゃうよね。

希望を持っても、自分の意思で選べない状況にまた戻るかもしれない。
そう思うと、今年やりたいことを書いても虚しい気持ちになってしまいそう、となかなか未来に目を向けられずにいました。


どんな状況でもできること。
それは、手を伸ばしたら届く距離の、円の中にあることなんじゃないだろうか。

今までの暮らしで「手」を使うという行為は、あまりにも当たり前で、気にかけたこともありませんでした。

だけど、今年は「手」をどのように使うのか、手の使い方と向き合う年にしようと思います。

手があれば、文字も書ける。ギターも弾けるし、お皿をきれいにすることも、服のしわを伸ばすこともできる。


何のために、手を使うのか。
誰のために、手を使うのか。

すぐには分からないかもしれないけれど、十年後、二十年後に自分のてのひらを見たときに、真っ当なことをちゃんとしてきた手だな、と思いたいから。



そのために、
本棚を整えること。
恐れずにシャッターを切ること。
ごはんの時間が豊かになる料理をつくること。
言葉にするのを諦めないこと。
落とし物を見つけたら拾うこと。大切なものを、しっかり持つこと。



これができたら、今年は満点です。


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