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オーストラリアでグランドスタッフになる | 教育+OJT編

面接後、リファレンスチェックが終わり、メディカルチェックへ。2時間くらいかかって結構細かく身体検査が行われました。正常の範囲だけど左耳が聞えにくくなってる感じ(多分老化…)と言われちょっとショック。メディカルチェックをパスしてからやっと仕事開始の日が決定。

当初はインストラクターとシフトが合わなければ、担当エアラインの本社があるメルボルンへ研修出張になるかも、と言われました。結構ワクワクしてたのに、結局最初の1週間はインストラクターとガッツリ教育からの、あとは仕事をしながらフライト飛んだあとに少しずつ進めていくことに。

私の担当会社はオーストラリアのみならず、NZやアジア界隈にもどんどん乗り入れているカンタス系列のLCC。今まで日本の航空会社にいたので、私の接客や仕事のやり方は日系流、少しずつ豪流にシフトしていけるよう頑張っているところです。

最初の教育は担当エアラインの Grooming(身だしなみ)について。ユニフォームは2種類あって元々男性用と女性用で分けられていたのが、時代の流れでルールも改変され、今は好きな組み合わせで着てOKです。が、地方空港のため在庫も選択肢も少ないのが現状。加えて20年ほどユニフォームが変わっていなくてそろそろ変わるそうなので新規にオーダーかけるのも無駄なので皆あるものを着てるという感じ。あともうひとつ時代の変化だなーと思ったのが「化粧は乗員地上職種も男女も問わず、してもしなくても良い」とのこと。日本だったら女性職員は化粧しなかったらNG、呼び出して注意されるかも。

我がLCCはお客さんの受託荷物以外の貨物搭載がないので、予約数から旅客座席の配置に気をつけて飛行機の Weight and Balance を私達で調整しないといけないのが、今回豪州系LCCを担当して初めて経験する業務でした。事故に繋がることなので何回でも聞き直したし、家でも復習しまくりました。

あとはシステムは違えどチェックインとゲート業務の経験はあるのでサッと流して、プラス1としてラインイン。1週間でサインオフされ、今は失敗しないように恐る恐る1マンパワーとして仕事してます。笑!でも怖いと思って仕事するのって、慎重になるからミスを防げるし大切やな、と思います。

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