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自分自身の意識と行動を「今」に置く

 誰でも自分が今やっていることの結果を気にし過ぎてしまったり、今やっていることの修正をしたいときはあると思う。そんなときに、私がよく見る魔法の動画がある。この動画の魔法は、ガチガチの緊張を適度な良い緊張に変えることができるありがたいものだ。 

 この動画でのメッセージは、以下のようになる。
 何か目標を立てて行動をしている時、その行動(入力)の時点で、既に結果は決まっている。それを私たちはコントロールすることができないのだから、結果は気にしないというものだ。もちろん結果を受けての分析や行動の修正は必要だけれど、未来のことを憂いてクヨクヨ、グチグチしないという意味だと思っている。

 それでは、「今」の入力を管理するとは何だろうか。今朝、偶然ネット上に見つけた内容がそうではないかと思った。Dドラッガーの、非政府組織のマネジメントの本で提案された内容のようだ。具体的には、①時間の確保、②やるべきことをやる、③やるべきことをよりよくやる。シンプルだけど、結局こういうことなんだよなあと思う。人間関係や周りから際限なく流れ込んでくる情報に振り回されず、とにかく自分の時間を確保するって必須だと思う。あとは淡々とその中でやるべきことを実行するのみだろう。

 それから「今」の入力を管理するで思い出したのは、林真理子さんのエッセイ本「野心のすすめ」だ。

 この本の中で、林さんは「同じ時間を生きているのに、私たち人間には知識や器の差がある。この差はどこから生じるかというと、隙間の時間にもどれだけ積極的に自分の人生と関わっているかの違いに拠るところが大きい」と書かれている。読んだ当時、私はこの部分に一番共感した。
 どれだけ自分の人生と関わっていけるか。これは、日々、自分の「今」を大切にしているか。「今」、どんなインプットやアウトプットをしているかということなんじゃないだろうか。私自身、このエッセイを読んだ時に書いた読書感想を改めて見直し、よくよく時間の使いかたを考え直していかねばなあと反省しきりだ。

 何か目標を立てて行動すると、結果がでなくて落ち込むことは誰にでもある。結果は私たちがコントロールできないものだ。私がこの魔法の動画から学んだことは、結果よりも「今」に焦点を当て、自分の行動を管理することの重要性だ。結果にクヨクヨする必要はない。そんなときこそ冷静に現状を把握し、行動の修正をすること。それはまさに、自分自身の意識と行動を「今」に置くということであり、自分の人生に関わっていくということだと思う。

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