長年大学受験に関わってきた。

そうしたなかで、

大学受験で想定以上の結果を出す生徒、
期待を下回る結果しか出せない生徒、

その両者を分けるものについて、私は明確に実感がある。
2022年冬の入試では、その確信がさらに深まった。

それについて書いていく。

要は考え方、マインドの問題だ。腹を括れるかどうか。
それだけと言えばそれだけ。だが、本人にとってはなかなか簡単ではない場合も多い。

今年、東北大学医学部に現役で合格した男子。
東京慈恵会医科大学に現役で合格した女子。

一方で、3年前、大阪大学医学部を目指しながら、阪大どころか、私立大学を含め、一つの合格も取れなかった女子。
4年前、東京慈恵会医科大学、順天堂大学医学部の合格を志しながら、この2校の合格には手が届かなった女子（進学先は東邦大学医学部）。

この両者を分かつ違いとは何なのか。