糸島デイズ
まちづくりの何が良いか。
集い、つながり、つくり続けるのが良い。
何かのきっかけで、人が集い、繋がる。すると「それやってみよう」「これこうしたい」「あれをどうにかしたい」というようなことを一緒に(あるいは誰かが)気づけるようになる。
すると物事が動き出す。集い、つながり、一緒に暮らしをつくり続けることで、日常が大冒険になる。
その「じぶんたちで暮らしを良くしていく状態」こそが、やりがいがあって、手応えがあるから楽しくて、結果その試行錯誤で若い人含めて人が育つから好循環になり、幸せだと感じる機会が増える。
幸せとは、精神の持ちようではない。地域においての幸せとは、そこに住む人たち同士で具体的なやりとりとアクションが積み重ねられて、自分もそこを構成する一人なのだと実感できて、安心したり、必要とされたり、夢中になれたりする状態が長く続くことだと思う。
その一方で、地方創生系のコンサルが構想したサービスを受けることがまちづくりなのではない。でも下手に予算がつくとほとんどのケースはそうなる。なぜなら地方創生の国プロ案件は、予算とコンサルが常にセットだからだ。国やコンサルを一概に悪人にするつもりはないけど、これは構造的にやや問題だとは思う。理由は外部のコンサルが考えると大抵のケースにおいて「白々しくなっちゃう」からだ。それを解決できたら悪くないと思う。
それを解決する方法があるとしたら、フィールドワークとエスノグラフィー、民俗誌から学ぶしかないと思うのだけど、それらと現代の状況にあっていて確立されてる学問や手法が今はまだない。だから僕らは糸島で「デザイン思考3.0」という全く新しい思考法を開発している。そのために奥出直人に弟子入りした。
これはとても難しい挑戦なのだけど、この「デザイン思考3.0」を考案して、プロトタイピングを糸島の人たちとやっていく中で「糸島モデル」として社会実装していき、やがて日本国内外の「それいいじゃん!うちでもやりたい!」って地域同士を繋げていきたい。それが本当に出来たらアカデミックの世界においてもかなりすごいことだ。
それが僕が今糸島にいる本当の理由です。
そのために、僕は活動拠点を変える。これまで自分が立ち上げてきた会社は糸島に移すし、この挑戦のために中心的な役割を果たす新しい会社を心強い仲間たちと糸島につくった。糸島市ともたくさんの話し合いをしてきて、一歩一歩前に進んでる実感がある。そして糸島のことを解像度高く知りたいから、いろんな人に弟子入りさせてもらいたくてワクワクしている。
…というのが糸島に来て1週間で見えてきたこと。どんどん行こう!
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参加型社会学会・ 深呼吸学部「ZoomとVR 旅芸人の一座」
さまざまな私塾がネットワークされたYAMI大学。橘川幸夫が学部長の「深呼吸学部」もその一つです。深呼吸学部の下の特別学科の一つが「旅芸人の…
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