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ママCAの作り置きとキャリアの選択

ママCAの作り置きごはんは嬉しくもあり、寂しくもあり…。CAだったとき、数日間家を空けるフライト前には作り置きしていました。ママが家にいなくても、ママが作ったご飯があればいいんじゃないか・・・と思って。子供たちがスキなメニューを作るようにしていました。カレーと金平ゴボウは、だいたいいつも作りました。

オフ最終日の夕方は、だいたい料理してました。次々に増えていくおかずのタッパーの横で、つまみ食いをする手が可愛くて♡


でも、子供たちは「明日からママはいなくなる」と分かっていて、
私は「子供たちは寂しさに慣れようとしている」と分かっていて、
言葉にならず、目に見えないきもちを見ぬふりすることもできて、
でも、自分がただ感じただけのものに向き合うこともできた。

作り置きに、フライトに、忙しさに流されることは簡単で、
自分にとってのベターを模索しながら歩むこともできて、
でも、何が私にとってのベストなんだろうと立ち止まることもできた。

心によぎる選択肢にフタをすることもできて、
現実的な大人の理由はいくらでも見つかって、
でも、心の望みに全面的に向き合うこともできた。

人生に必須のお金を意識の最上位におき安心することはできて、
稼ぎ方の型を決めこむこともできて、
でも、価値を生み出すこともできた。

自分の可能性を半目で見ることもできて、
タイミングや準備が揃うのを待つこともできて、
でも、わずかな光に飛び込むこともできた。


7年前、この写真の作り置きをした半年後に、私はANAを辞めました。あの時、わずかにしか見えなかった光は、実は、闇夜を照らす月明かりでした。近づいてみてはじめて、その明るさが分かりました。私の葛藤と選択のストーリーでした。


子育てにもキャリアにも、正解はありません。自分が歩むと決めた道が、自分の正解です。きもちに沿っても沿えなくても、真剣に自分に向き合った瞬間があるならば、向き合わないことで守れるものがあったのならば、「これ以外の道はなかった」と言える未来があるはずです。

たとえ後悔が残っていても、後悔が活かされた未来があるだけです。
「もし、たら、れば」が残っていれば、未来の選択肢が増えるだけです。

あの頃より成長した今の自分が、あの頃の自分の選択を未熟と思ったら、あの頃の自分はかわいそう。自分なりに精一杯だったことを一番分かっているのは、今の自分。

自分が認めていれば、それでいい。世界中に認められるより、自分が一人認めていればいい。自分に認められるまで報われないあの頃の自分は、あらゆる手を使ってくる。「認めて」って。認めれば自分がいい働きするって知ってるから。



※主体性の確立=自己理解と自己承認
→そしてビジョンへ進む
するとうまくいく

主体性の確立に欠かせない自己承認力の高め方
https://kizuna-global.com/self-acceptance-enable.../

主体性の確立のための教育
https://kizuna-global.com/education-of-independence/

1on1セッション
https://kizuna-global.com/1on1session/



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