見出し画像

kindleのベストな出版日は? 目的別に解説

kindle編集者・Webライターのヒラノです!

今日はKindleの最適な出版日について解説します。先日、こんなツイートをしました!

出版日に悩む人は多いので、僕の出版・編集経験を基に、ベストな出版日をご提案します!

※この記事の信頼性
■出版
・kindle11冊執筆
・Amazonカテゴリーランキング10冠
・Amazonベストセラー獲得
■編集作品
・俳優 酒井良太さまkindle
・東日本税理士法人 代表 長 英一郎さまkindle・ペーパーバック
・伊ケ谷鍼灸整体院 院長 伊ケ谷応幹さまkindle・ペーパーバック
・合計9冊のkindle編集に携わる
・ベストセラー獲得率 約50%
・カテゴリー1位獲得率 100%
■執筆(Webライター)
・快適介護生活さま(記名記事が公開されています)
・日本ミュージカル学会さま
・介護、福祉関連の記事多数


■前提 無料キャンペーンとは?

※無料キャンペーンとは
kindleを出版すると「3か月に1回、最大5日間(分割も可)無料で出版」できる、通称無料キャンペーンを設定できます。


僕がクライアント様に出版日をご提案するときは、主に「無料キャンペーンの有無」で決めています。

一般的に新商品は販売直後が一番売れますよね。本は出版直後が最も読まれやすいので、クライアント様の目的を達成するために無料キャンペーンのメリットが当てはまるか確認しています。


無料キャンペーンを行うメリット
①kindleの読者に著者のバックエンドの宣伝・購入を促す
②kindleの読者からで仕事の依頼を獲得できる
③リスト取り
④自著の認知拡大
⑤無料の本をキッカケに過去作品を読んでもらう
⑥カテゴリー1位の獲得で権威性になる
⑦レビューを書いてもらいやすい(友人・知人・フォロワーがDLしやすい)


もちろん「無料」キャンペーンなので、何冊ダウンロードされても印税は期待できませんが、タダで配れる書籍の後ろに「何かしらの利益がある人」は無料キャンペーンを打ったほうが得です。

また、本棚に残るのがイヤで、Amazonの読み放題サービス(Kindle Unlimited)で読む人もいるため「既読ページごと」に印税が入るかもしれません(1ページ約0.5円)。

まとめると、新刊の印税を犠牲に得られるメリットが「ある」か「ない」かが、無料キャンペーンを使うかの判断と、出版日決定の目安になります。

無料キャンペーンを打つなら「水曜日」に出版

原稿が完成した直後に出版、無料キャンペーン打ちたいなら、水曜日がオススメです。

Amazonが商品ページを作ったり、カテゴリーを設定したりするのに約1日かかります。

ですので、出版翌日の木曜日はカテゴリーの調査・設定・申請する日。金曜日は万全な状態で無料キャンペーンを打てます!

週末に無料キャンペーンを設定すると……
・ダウンロード数が多い
・比較的読まれやすい
・カテゴリー1位を取りやすい などのメリット。


大型連休がない月でも、一定数のダウンロードが見込める。僕もよくやる安定択。ライバルもいるため、そのときの運や個人の影響力にも左右されるものの、初出版であればご祝儀でダウンロード数が多い印象です。

とはいえ「カテゴリーの調査と設定? なにそれ?」と思う人もいるでしょう。

字面で説明しにくいので、自力でググっていただくか、僕にご依頼をいただければ!

僕のKindle編集案件では、無料キャンペーン中のカテゴリー1位率は「100%」です!

以下のサービスより「見積り・カスタマイズの相談をする」をご選択ください。有料オプションの金額でお見積差し上げます。


無料キャンペーンを打たないなら「週末」に出版

できれば週末に出版してください! 出版後にSNSで告知がベストかと。


ですが、週末まで待てず機会損失がイヤであれば、いますぐ出版しましょう!

自己表現が目的で、すぐに読者に届けたい人はいつ出版してもOKです!

ですが、レビューや星が付いていない本は読まれにくい傾向があるため、できれば無料キャンペーン設定して、友人知人などに読んでもらうといいでしょう。

ベストセラーを狙うなら「翌週金曜日」に出版

ベストセラーを狙うのであれば「予約注文」を設定し、出版日は翌週の金曜や大型連休前に設定しましょう。

出版まで猶予があると、販促して予約注文が入るため、ベストセラーが取りやすいです。

予約注文が入ると、出版前にAmazonがカテゴリー設定します。ですので、出版日当日~前日までにカテゴリーの調査・設定・申請をしてください。

予約注文数によっては、出版即ベストセラーも起こります(笑)

※注意
無料キャンペーンのカテゴリーと、通常の有料販売のカテゴリーは別扱いです(無料キャンペーン中にカテゴリー1位を取ってもベストセラーにならない)。

そのため、無料キャンペーンを打つなら、出版した翌週の金曜日に設定してください。


※予約注文の注意点

原稿は出版の3日前までに入稿しなければペナルティが発生します(予約注文が1年間利用できなくなる)。

つまり、3日前から原稿の差し替えができなくなるため、誤字脱字や表現のチェックは超重要。出版日14時以降に差し替えや、設定の変更ができます。

まとめ

目的別の出版日についてお伝えしました。サッとまとめると以下の通ります。

・無料キャンペーンの有無で出版日が変わる
・水曜に出版するとカテゴリー設定がスムーズ
・自己表現が目的なら、いつ出版しても🆗
・ベストセラーを狙うなら予約注文の活用
・リスト取りやバックエンドが目的なら、販促と無料キャンペーンの戦略が必要

今回は以上です!
「読まれるKindleにする実例付き改善案」も公開しています。こちらもご確認いただければ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?