【精神分析入門】フロイトの本で面白い部分2

前回→【精神分析入門】フロイトの本で面白い部分1

前回から引き続きノブです。心理学の本を100以上読んでいます。
心理学を学ぶとフロイトという名前がでてきます。
フロイトは人間の無意識を研究していた人です。

フロイトが書いた本で「精神分析入門」という本がありますが、簡単に説明できることでも、驚くほど分かりにくく書かれています。(知能が一定のレベルまでいかないと理解できないようにフィルターにかけているのではないか?と私は思います。)

その中で私が面白いと感じた部分を超要約してなぜおもしろいかを解説する試みです。

夢は睡眠をちゃんとできるようにしてくれてるんじゃないか説


超要約します。

朝起きる時には一般的に目覚ましの音がなりますが、その音と夢を結びつけるような夢が多いことをフロイトは多くの被験者の夢を聴いているうちに発見しました。

例えば、原文は下記です。

「夢と刺激の組合せの第二の例。明るい冬の日のことだ。街は雪に深く覆われている。私は橇旅行に参加する約束をしていた。長く待たされてから、ようやく橇が戸口についたという知らせがあった。やっと乗る準備ができた。──毛皮が敷かれ、足覆いがかけられ、私は自分の席にすわった。しかし、勇んでいる馬の手綱をとって出発の合図をするまでにはまだまだ時間があった。ついに手綱がひかれた。力づよく振られる馬の鈴が有名なトルコの軍楽を奏し始めたが、その強烈な楽の音のために私の夢の網の目は破られてしまった。これもまた、目ざまし時計の鋭いベルの音にほかならなかった」

簡単に超要約すると、

明るい雪の日の日に馬を走らせたら馬の鈴がトルコの音楽を爆音で鳴らしたと思ったら、それは現実世界の目覚ましだった。

フロイトはこれをこう解釈します。

「夢とは、現実世界に起きたことをすべて警戒しまくってたら寝ることってできないから、意識が寝やすいように無意識が変換してくれてるんじゃないか?」

という説です。


面白い概念の開発ですよね。

夢の役割やなぜかは、まだまだ現代科学でも解明できていないようです。


とはいえ、フロイトはそれを心理学の科学的な道具(fMRI:脳を見る機械、パソコン、統計学)もないのに科学に近づけようと心理学を解き明かそうとしていました。

現代では明らかに無謀すぎますが、それでも前に進んだフロイトってやっぱりすごいですよね。

精神分析の創始者はやっぱり突き抜けてます。

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