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求む、瀬戸内寂聴さんの懐。

こんばんは、歩く女性自身、ゴシップモンスターこと稲妻マルコです。俺たちの広末涼子が離婚しました。「涼子ちゃん、良かったね。思い通りにことが進んで良かったね。」

最近、時間ができ内省することが増えるにつれて瀬戸内寂聴さんに非常に興味を持つようになり、かつ好きになっているんです。彼女が存命の時には、「我が子を捨てた女の説法なんてよく日本の高齢女性は有難がっているわね」なんてつまらない正論を盾に彼女を拒絶していました。でも48歳になり自分の人生に限りがあり、斜陽というか更年期にある今、瀬戸内寂聴さんの凄さ、命のエネルギー、彼女の功績、一人の女性が生きた軌跡を鑑み、感嘆します。一文学者としても、一女性としても、一僧侶としても偉大だったと振り返ることができるわけです。

我が子を捨てるという馬鹿でかい十字架を生涯背負いながら、よく自分に正直に真っ当に明朗に生き抜いてこられたと感服します。お日様みたいに明るい人になるっていうのは、なかなかこれは大変な方です。ご存命の時も、逝去されてもなお人を救う行ないを文筆や説法を通してされているんです。現に私はyoutubeで気軽に彼女の話を拝聴する恩恵を受けることができ、彼女の言葉で私の心は非常に喜びます。心がスッと軽くなります。

広末涼子や中山美穂をはじめ、多くの著名人も瀬戸内寂聴的な救いが必要なのではないかと勝手に邪推します。女性の醜悪な業を背負いながらも、それでも明るく強く朗らかに生きる道しるべが必要だからです。その道しるべを瀬戸内寂聴さんは示してくださってきたからです。

また逝去したりゅうちぇるも瀬戸内寂聴に出会えていたらなぁなんて思うのです。自分らしく生きる中で様々なバッシングに遭いながらも、死なずに生き抜くなかで愛とか許しとか生きる上で大事な光明や真理に出会えたのにと非常に悔しく思います。

女性が生きていく上での諦めや、悔しさや、苦しみや、煩悩を大きく包含しながら、それでも前を向いて死ぬまでシャンとあなたらしく生きなさいという彼女の言葉や愛に私たちは今でも触れることができる。いい時代です。偉大な先人を前に、48歳まだまだこれからだわと思えます。

瀬戸内寂聴さん、大好きです。ありがとうございます。


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