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不登校の学生に届けたい、旅という選択肢

はじめに

現在21歳で
大学をフル単なのに三年の後期に中退し、
現在は株式会社TABIPPOという
旅を広めるベンチャー企業の中で
スタッフをしている。吉田浩樹です。
今は旅を広めるためにBackpackFESTAという
日本最大級の旅イベントを作っています。
2020年8月からはニュージーランドの企業で
働く予定です。

今回のnoteでは

・なぜ不登校の学生に旅を知ってもらいたいのか
・旅の何にそこまで魅せられたのか
・どうやって旅に出て、自分を変えたのか
・今あなたにできることは何か

この4点を僕の経験を踏まえて
書いていきます。

タイトルの通りこのnoteは今現在不登校で

「学校に行くことが出来ず悩んでいる」
「周囲の目を気にせずに生きる道が知りたい」
「今の状況を変えたいけれど方法がわからない」

そんな学生さんに向けて書いていきます。

また、不登校の方本人意外にも

・不登校で学校に行けない学生
・不登校の子を持つ親や兄弟
・不登校の方を支援している会や、団体の方など
・不登校の生徒を持つ教員など

不登校に関係する全ての方に、旅という選択肢があることを
提案させていただければと思っています。

少し長くはなりますが、どうかお付き合いいただけると嬉しいです。

1.なぜ不登校の学生に旅を知ってもらいたいのか

なぜ旅を広めたいのか。
それは「自分と弟が旅、海外に行くことで救われたから
まずこの背景を詳しく書いていこうと思います。

僕は、幼稚園時代からずっと新しい環境に馴染むことが苦手でした。
幼稚園では、うまく馴染めずクラスメイトの子の粘土作品を踏み潰し、
小学校では、入学早々にいじめられ、
中学校では、落ちこぼれでした。

そんな僕が変わったきっかけが初めての海外経験だったのです。

中学二年の夏休み
学校生活に馴染みきれず、不満を抱えていた僕は
両親の提案で叔母の住んでいるアメリカのペンシルベニア州に1ヶ月
一人で行くことを決めます。

その1ヶ月で僕は自分の世界はもっと広く
焦らなくてもいいということを感覚的に知ることが出来ました。
帰国後は以前よりも少し自分らしく振舞うことができるようになり、
友人も少し増え、勉強も徐々に初め、結果として
地元の新学校へ入学することが出来ました。

次に弟の話をしようと思います。
結論から言えば、弟もほぼ僕と同じ経験をして、
不登校、3ヶ月引きこもりという状態から抜け出し
芯を持って自分らしく生きることを選び取りました。

帰国後中学には戻らなかったものの
ゲームが大好きだった弟はそれを極め、世界ランキング3位まで上り詰め
現在は高校一年生で定時制の高校に通いながら
YouTubeで僕のバイト代よりも収入を得るまでに至っています。

そんな兄弟の経験から
不登校の学生は海外に行く経験、もっと言えば旅をすることで
今を、これからを変えることができると思っています。

僕の中で旅の定義は明確にはありません。
しかし、海外へ旅立つことが一番旅らしいと考えています。

2.旅の何にそこまで魅せられたのか

僕が「旅」に魅力を感じたのは
高校二年の春休みでした。

自称進学校で高校二年になった僕は、学校の制度や雰囲気に馴染めず
またも不登校ギリギリ、留年ほぼ確定の状態でした。
時には登校したくないあまり、押し入れに隠れて泣いたこともありました

そんな時、Twitterで高校生で世界一周をしている同世代を見つけ
バックパッカーで東南アジアに行くことを決めました。

中学時代に一度経験した
海外から新しい生き方を見つけることができる
あの感覚を思い出し、ワクワクしたのを覚えています。

幸い、部活にだけは仲間がいたので
その一人とカンボジアへ行くことを決めました。

費用はお年玉と、小遣い貯金。
全部で7万円くらいだった記憶があります。

その旅ではとてもたくさんの刺激を得ることができました。

・日本にいては想像もできない文化
・お金はなくても幸せそうな家族
・人は言葉ではなく、気持ちで繋がれるということ
・自己決定の毎日の大変さ
・大変なのに幸福度の高い毎日
・生きているということ、生かされているということ
・自分は何が好きで、何が得意で、どんな時に力を発揮できるのか

今ここには書ききれないほどの刺激と、成長を得ることができたのです。

その後、大学生になり
台湾、イタリア、インド、ネパールを旅した中で
僕は旅の魅力にどんどんと惹かれていきました。

これだけではただの個人の感想になってしまうので
1つ客観的な情報を紹介します。

実は旅には客観的に裏付けることのできる効果がたくさんあります。

例えば幸福学では

幸福感を決定する要因として、健康、人間関係に次ぐ変数としては、
所得学歴よりも自己決定が強い影響を与えることが分かった。
(https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/18j026.pdf)

自己決定が幸福度に影響すると言われており

日々、自己決定の連続である旅
幸福度を高めることが裏付けられています。

また、通常の生活では求められないような決定を毎日行うことで
行動力、決断力、実行力、コミニュケーション能力、問題解決能力
などその後の人生に絶対的に生きてくるスキルを養うこともできます。

この成長に関して言えば、僕自身も、弟も実際に
旅を通して身に付けきました。

また、旅を通して精神的に自立してきたと思っています。

3.どうやって旅に出て、自分を変えたのか

ここまでで書いたように
僕と弟の原体験であるアメリカでの経験は両親のおかげでした。

しかし、僕らは二人とも強制されたわけではなく
あくまでの最後の決定は自分自身でした。

英語の点数はクラスで最下位レベル。
クラスの人とコミニュケーションをとることも苦手だった
僕らが、はじめの一歩を踏み出せたことにはある共通点がありました。

それは
とにかく今の状況を変えたい、自分を変えたい」という必死の想いです。

海外へ踏み出す一歩の不安よりも
日本にいることの痛みや恐怖の方が大きかったのだと思います。

そこからは、気づけば多くのことが変わっていきました。

はじめの一歩が大切」「考えるよりとにかく行動から
そんな自己啓発本などでよく目にすることも
この時に感覚的に理解していました。

僕らはたまたま、叔母がアメリカに住んでいて
たまたま、海外へ行くきっかけをもらうことができました。

しかし、きっかけがどこにもない人もかなり多いのではないでしょうか。

だからこそ僕は、僕自身の活動や発信が
そのきっかけになれば良いなと考えています。

4.今あなたにできることは何か

今あなたが学校に行けずに悩んでいたり
現状に悩んでいたりするのであれば
まずやることは1つ

とにかく新しいことに挑戦してみる
これに尽きると思っています。

待っているだけで、時間が解決してくれることもあります。
ただ、それには本当に時間がかかるでしょう。

もし、少しでも行動する気力を持っているのならば
新しいことに挑戦することをお勧めします。

その中で、一番の選択肢として「」という選択肢を提案させてください。

具体的に言えば
タイ-1週間、4万円
これだけで人生が変わるきっかけになることもあります。

実際にTABIPPOのスタッフ仲間がそうでした。

旅はコスパよく人生を変えてくれる、変えることのできる
最高のツールだと僕は考えています。

最後に

旅は僕の人生を変えてくれました
英語なんて全く興味がなく、国際交流なんて無縁だと思っていた僕が
8月からニュージーランドで働きはじめます

旅の醍醐味の1つは、能動的になることで出会う偶然の出来事です。
色々な偶然が人生を思いもよらない方向へ連れて行ってくれます

そして、徐々に人生を加速させていきます

僕らTABIPPOはそんな旅に出るための一歩を応援する為に事業を行い
若者が旅する文化を作り、旅で世界を、もっと素敵に
していくことをビジョンとしています。

もし、いきなり海外にいくこと、旅に出ることが難しければ
ぜひ僕らの作るBackpackFESTA2020 東京に来てみてください。

旅への不安を減らし、一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。

旅×一歩=TABIPPO

不登校の学生に旅と言う選択肢を届け、
新たに踏み出す一歩を応援したいです。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
あなたのきっかけになることができれば幸いです。

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