ユビキタスとIoTの違いはシビュラシステムが生まれるかどうか説

こないだIoT界隈について紀平さんがまとめていたのを見て、自分でもユビキタスとIoTの違いをまとめてみようと思いました。

機器がネットに繋がっていてアクセスできます、というのはまさにユビキタスと言われていたもので、テレビにLANの口がついてWebサイトが見られたりアプリが使えたり(アクトビラとか)していたのが分かりやすいところだと思います。正式な定義(特に技術的なところ)は別途あるとしても、ぱっと見同じようなものだと思われても不思議ではありません。細かく見ていくとIoTとM2Mはどう違うんだ、という話も出てきますしね。

IoTはモノのインターネットとよく訳されますが、個人的にはモノゴトのインターネット、という訳の方が好きです。実際はモノゴトとつながっていること、さらに、次のモノゴトに繋げられるものだと思います。

ざっと考えていることを図にしたのが下図のものです。

機器Aで「子供が試合からもうすぐ帰ってくる」という情報を取得したとします。その時、機器Bで「最寄りの駅が大混雑」という情報を取得したとします。

この2つの情報を合成すると「もうすぐ帰ってくるけどいつもの路線で帰ってきたら大変な目にあう」ということを導けます。ここが情報の合成の大事なところです。この場合は、いつもと違う路線で帰るかバスで帰ってきなさいという通知をすぐに子供に送れると、大混雑に巻き込まれず家に帰ってこれるでしょう。

各機器間で情報をやり取りできると、情報合成から生まれた判断で「こんなこともあろうかと、先にやっておきました」の機械化が進みます。もちろん、先取りして欲しくないこともあるでしょうし、情報を公開するのが怖い、余計なお世話だよということもあると思いますが、望めば可能になっていくのです。この情報合成のパターンをどんどん機械学習させていくことで、理論上の最適判断で世の中が動く、まさに電脳の世界やシビュラシステムができるとも考えられます。

横のやり取りなく単一の機能をネットワーク越しに使っているだけなのか、機能間の連携から新たな面白さ、価値を生んでいるのかという意味で、ユビキタスとIoTの差がある認識です。まだまだ安定していない概念なので、半年後にはmicroserviceのように、全然違う言葉になっているかもしれませんね。

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