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無能な上司の2つの常識

さあ前回までで無能な上司像が見えてきたかな?笑
今回もう少し掘り下げていこうか

1.メモをとらせるのはNG


「メモとっておいてね」
っていうセリフよく聞くよね

まずこの時点でアウトですよね

作業見せながらメモを取らせてると
その子が本当の意味での、見るということに集中できないよね

そもそもメモを取らないと
覚えられないような指導をしてるほうが悪い

どうせ
「ここはこうして」とか
「この場合はこう」とか

ポイントの作業のやり方だけ教えてるんだろう?

全体の流れをきちんと伝えないと
細かいところの意味が繋がっていかず
あなたの言葉は届かなくなっていくからね?

だから僕の場合は 
作業の一連の流れやコツ、ポイントを
先に僕が作り、まとめた物を渡す

そしてその教科書を見ながら
作業の前に、一連の流れを教える
そしてさらに細かい作業の流れを教えてから
一度見せる

そうすると不思議とね
一発で理解してくれるんだよね

最初から細かく教えるとわからなくなりそう
とか思うかもだけど

ぶつ切りになった意味のわからないことって
覚えられないもんだよ

メモをとったほうが覚える
これは間違いだからね

甘やかしすぎとかって声もあるかもだけど
そこまでしてあげるからこそ
その後輩がまた新人に
同じことをしてくれるんだ

そして下の子を本当の意味で思いやる
いいスパイラルがうまれてくる

無能な上司ほど意味のない厳しさ
言い換えるとただのいじめだよね?
ってことにこだわり、下が育たない

2.自分だけで考えさせる

これもよく聞くセリフ
「自分で考えろ」

じゃあもし算数レベルのあなたが
フェルマーの最終定理を
お得意の自主性での考えで証明できるんですよね?

これはさすがに極論だけど
自分で考えてできるなら
この世に学校も教師も存在しない

一緒に考えさせてあげるんだ
どう思う?って聞いてあげな

そしてその答えを否定せずに受け入れてあげな

その答え自体が間違っていてもいいんだ
どう思考してその答えになったのかが大切なんだから

その過程を一緒に正しい道に連れて行ってあげるんだ

きっと自分で考えて
思ったことを発現できるようになるから

たまにこんなこと聞くなよ
ってくらい初歩的な質問をしてくる人もいるだろう

それこそ自分で考えろ
って言いたくなる気持ちもわかる

が、ぐっとこらえて
その人が現時点でわからないのは変えられないんだ
じゃあその初歩的な質問をしなくていいように
導いてあげるのが君の仕事だ

質問が悪いのではないけれど
その答えは自分で出せる
っていうところへ導く

けっして放置はしない
でも答えだけをおいて甘やかしもしない

それくらいのバランスがちょうどいい

後輩の1番の味方で、理解者になってあげな
きっとあなたについてくるから

---美容師の教科書---

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