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写真は楽しい!今日から写真が変わる  <画素数って何?>

フィルムカメラ時代にはなかったカメラの仕組みの1つとして、フィルムのかわりに「CCD」と呼ばれる機械が組み込まれ映像を作り出しています。

店頭やカタログなどでよく目にする「画素数がそすう」って存知ですか?
「画素数が高いほど高性能」「高すぎても意味がない」など意見が様々ありますが、まず「画素数」って何?



★「画素数」の基礎知識

画像をデジタルデータとして表示するためには、こまか〜く分割して、1つ1つの点が色をもって表示する必要があります。
その1つ1つの点のことを「画素」といいます
その画素がいくつあるのかが「画素数」です。

画素が多ければ多いほど(=分割が細かいほど)精彩な画像になり、逆に画素が少ない(分割が粗い)ほど、モザイクのような画像になります。
つまり、『画素が多い(=画素数が高い)ほど、細かい色の表現まで可能になり、結果、再現性が高い」ということになります。

たとえば、とあるカメラが「1000万画素」となっていれば、そのカメラのCCD上に1000万個の点があり、それら1つ1つが自分の位置の色を表現する、ということになります。

マスゲームなどは分かりやすい例ですね。プレートの枚数が多ければ多いほど、より精彩な表現ができます。

★「総画素数」と「有効画素数」

カメラの機種によっては有効画素数ゆうこうがそすう1000万(総画素数1020万)」と表記されることもあります。


この場合、「そのカメラのCCD自体は1020万画素相当の性能を持っているけど、実際に映像表現をするのは、そのうちの1000万画素分だけ」という解釈になります。

業界団体の規定として、上記の場合は「1000万画素のデジカメ」と表記することが定められています。

★画素数が高いカメラほど良い?

ここまでの説明では、高画素数のメリットについてお話しましたが、ここからは逆にデメリットの説明をしていきます。

    高画素数のデメリット・・・

    それはズバリ「ファイルサイズが大きい!」。
  ファイルサイズ=つまり1枚の画像デー夕の容量、大きさのこと      です。

1枚1枚の画像のファイルサイズが大きくなると、その分撮影できる枚数が少なくなります。
つまり、高画素数が必ずしも良いというわけではないのです。

    では、最適な画素数とは?

     実のところ、一般的な写真サイズであるL判(89x127mm)をプリ       ントする場合、たったの200〜300万画素で充分事足りてしまう       んです。

以上のことより言えること。

★カメラ選びのコツとは、

画素数が高いかどうかよりも、あなたの撮影スタイルに合った機能があるかどうかにあります。
しっかり確認して、あなたに合った1台を見つけてくださいね!
とはいえ、今は高画素数のカメラがほとんどですが・・・(汗)

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