「海と月の迷路」㊦ 大沢在昌さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
舞台は
「長崎県大村警察署高島町端島」
なのね。
1954年4月にH島(端島=軍艦島)に
赴任してきた荒巻警部。
T島は高島、M菱は、もちろん三菱。
実際の島や会社をモデルにしていたとは。
ネタばれで、少女殺人の犯人は
タヌキ食堂のオヤジ。
散々、職員、鉱員、組夫の
トライアングルに悩まされたのにね。
東京で、その犯人を追っていた
元刑事の長谷川や、ことなかれ主義の
上司、岩本警部と、登場人物も多彩。
三菱という大きな会社の内部。
実際、軍艦島で働いていた人は
これを読んでどう思うのだろう、と思った。
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