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不可解な岸田首相襲撃事件だが…

(注:上の写真は2022年11月9日に和歌山市の雑賀崎漁港にて撮影したものです。)

和歌山市の雑賀崎漁港における岸田首相襲撃事件後の岸田内閣の支持率が急上昇している。安倍元首相暗殺事件直後に行われた参議院選挙では「弔い合戦」となって同情票が集まり不人気の岸田自民党が圧勝したが、今回の襲撃事件も来る23日の市町長・市町議会議員選挙において自民党への追い風になることは明らかだ。

安倍元首相暗殺事件は山上容疑者の単独犯行ではなく、組織的なテロ事件であることは客観的な状況証拠から疑いの余地はないのだが、暗殺を企てた連中は旧統一協会への怨恨を抱く山上容疑者の単独犯行だと世論を誘導(矮小化)することに成功した。当該事件には外国勢力や政権中枢を含む相当数が関わっている可能性が極めて高いと思われるが、このままではケネディ大統領暗殺事件と同様、真相は闇に葬られてしまいそうだ。

岸田首相襲撃事件も安倍元首相暗殺事件と一見構図は似ている。しかしながら奈良のテロ事件は安倍元首相暗殺を目的としていたが、今回の和歌山の「テロ未遂事件」は、どうみても岸田首相暗殺を目的としたものではなさそうだ。むしろ奈良テロ事件にまつわる様々な良からぬ疑惑を打ち消し、岸田内閣の支持率上昇を狙ったものではないか。

ちなみに参政党のボードメンバーの田中義人氏もTwitter上で「支持率上げのための仕込みかも」などと投稿して批判が殺到したことからYouTubeの配信で謝罪しボードメンバー辞任の意向を表明した。確かに参政党のボードメンバーという立場上「仕込み」の表現は不適切だったかもしれない。とはいえ、参政党支持者のなかには同氏と同様の考えを持つ人が少なくないと思われる。ただ同氏の発言のタイミングがあまりにも悪かった。

残念ながら大半の人々は欧米を中心とする西側メディアが一方的に垂れ流す偏向報道に完全にマインドコントロールされてしまっている。2020米大統領選挙における組織的な不正も、ネオコン主導のウクライナ戦争の実態も把握せず短絡的にトランプ前大統領やプーチン大統領を「悪者」扱いして勧善懲悪的な二元論に陥ってしまっている。

さらにはナンセンス極まるPCR検査や有害無益な遺伝子ワクチン接種にも何の疑問も抱かず、未だに不衛生なマスクを着用し続ける人々が大多数なのだから今回の襲撃事件を「仕込み」とか「茶番」などと発言すれば多くの「真っ当な人たち」から激しい批判を浴びることになるのは当然の帰結だった。

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