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一日一言(1月15日)

1.安岡正篤(心を養い、生を養う)

『熱血漢』

幕末、明治の青年達には
先輩に学ぼうという熱意があった。
先輩達もそういう青年を非常に愛し、
薫陶した。
現代のように軽薄青年と
無志操な老人が相寄ったところで、
新時代の建設なんて出来るはずもない。

→自分自身が軽薄青年と言われても
 仕方がないので
 経済と道徳のバランスを図り
 人間学を追求していきたい

2.森信三(修身教授録)

『一生の基礎は十五で決まる』

私の考えでは、人間の一生の基礎は、
大体十五歳までに決まるものだと思うのです。
したがってその年頃になるまでの教育は、
相手の全人格を左右して、
その一生を支配する力を持つわけです。
ところがそれ以後の教育は、
結局相手の一部分にしか
影響しないと言ってよいでしょう。
人間も十五、十六歳を過ぎますと、
急に批判的になるものです。
ところが、そのような批判の芽が
出だしてから、もう教育の影響力は
部分的になって、全体的には及びにくいのです。

→確かに高校生あたりから
 自我が芽生え自分軸が形成された認識がある。
 だからこそ人間、素直さが大事なのだと
 学ばせていただいた。

3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)

『時の流れ』

山里は 万歳おそし 梅の花
(笈日記)

年が明けると 山里にも
春が やってきた。
新年の空 青い。
白い 優しい梅の花が
もう 村いっぱいだ。
万歳よ 早く村へ来て歌ってくれ!
おそいぞ おそいぞ 早く来い!

時間の流れは一定だが、山里はゆっくり。
ゆっくりの中でみんなで万歳を喜ぶ。

→現代の時間の流れは速い
 だからこそゆっくりとする時間を取る
 そして仲間と共に感動する時間を取る

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