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一日一言(1月19日)

1.安岡正篤(心を養い、生を養う)

『独りを楽しむ』

実に自己を社会化するためには、
常に自己を深めなければならぬ。
真に人を愛するには、
かえって独りを楽しむものでなければならぬ。
浅薄な利他と同情とは最も徳の賊である。

→独りを楽しめるようになる。
 新しい考え方。
 利他の心を養うために
 たくさんの経験をする。

2.森信三(修身教授録)

『真の誠への歩み②』

総じて自己の務めに対して、
自己の一切を傾け尽くしてこれに当たる。
すなわち、もうこれ以上は尽くしようが
ないというところを、
なおもそこに不足を覚えて、
さらに一段と自己を投げ出していく。
これが真の誠への歩みというものでしょう。

→もう無理だと思ったその一歩先をいく
 すべての物事に対して
 時間がかかっても人が感動するであろう
 水準まで意識して作り込む
 その経験こそが財産

3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)

『ちょッとした言葉で』

むかふところ皆表にして 美景千変ス
(士峯の讃)

富士山を みる。
月を みる。
梅を みる。
だれがみても いつみても
表面の形は
まったく変わっていないのに
ちょッとした日和の加減で
やわらかく降る雪で
雨で かすみで
風で、にじで 景色が千変万化する。
日常生活も、
そんなに変わっていない毎日でも、
出会った人のちょッとした
あたたかい言葉やつらい言葉で
一日の気分が 千変万化する。

→表面はキレイでも
 中身によって全てが変わる
 形而上下のバランスが大事
 特に人に対する
 愛と感謝と応援を意識する

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