一日一言(1月14日)
1.安岡正篤(心を養い、生を養う)
『偉大な自然人』
人間はどこまでも亭々としてそびゆる野中の杉、
尾上の松の如く、すくすく伸びていかなければならぬ。
たえず枝を払い、懐をすかせ、
花あれば花を間引き、実成れば実を間引き、
絶えず努力すれば、偉大な自然人になることができる。
→絶えず努力をする。
自分がどのように生きるか
自身が植物に置き換えるならば、
すくすく上に伸びる
厳しい環境の時は地に根を張る
時に合わせて動く
2.森信三(修身教授録)
『情熱なき理論は理屈にすぎない』
人間というものは情熱なくして
偉大な仕事のできるものではありません。
真に力のある生きた思想というものは、
偉大なる情熱が、
しだいに澄みゆくところに生まれるものであって、
情熱を伴わない理性というようなものは、
真の理性ではなくて、
単にこざかしい理屈にすぎないのです。
→情熱がなければ、そして志がなければ
人の心に火をつけることはできない。
理屈も大事だが情熱を乗せる
愛情を乗せる・情を乗せる
3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)
『恋のいのち』
紅梅や 見ぬ恋作る 玉すだれ
(桐葉宛書簡)
つつましく わかい女性の
小さな声が きこえる。
奥のすだれのかかった
影になった部屋から・・・。
どんな女性がいるのかな?
紅梅の香りがする
会えない人への恋心。
会えなくても 梅の香のなかの女性の声だけで、
恋のいのちが生まれてくる。
→匂いだけで人を想うことができる
人と会う時に五感を研ぎ澄ます
出会う人を想う気持ちを大事にする
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