見出し画像

虎のさらなる高みは純国産オーダー

#60

虎の次なる目標は連覇になるが、
その先のフェーズは外国人選手抜きで
常勝チームをつくることかもしれない。
2023年はそれに近いものだった。
ドラフトで獲得した生え抜きが中心になり、
日本人だけでも戦えるチームには夢がある。
あとは高校生の野手が育てばいうことない。
ノイジーは133試合に出場し、
日本シリーズで攻守にいい働きを見せたが、
打率.240、ホームラン9本は物足りない。
6番で逆方向に打つチームバッティングと、
12個の捕殺は両リーグトップで唯一の2ケタ。
ホームランや打点で派手に貢献しなくても
試合に出続けて脇役としてチームに貢献した。
それでも優勝できる戦力があった。
優勝には外国人選手の活躍は不可欠で
バースは別格として、アリアスの長打力や、
シーツの安定感と比較して物足りないだけで
数字に表れない地味な貢献度でも十分だった。
かつては外国人選手の依存度が高く、
アラフィフ世代には活躍してもしなくても
インパクトがある個性的な助っ人が多かった。
12球団すべての外国人選手の名前を言えたし、
みんな十分すぎるいい働きをしていた。
しかし、今の日本の野球はレベルが上がり、
投高打低のNPBで数字を残すのは至難の業だ。
そもそも、外国人選手がチームの柱になり、
フル出場する役割ではなくなっている。
むしろ、外国人に頼らないチームづくりは
日本のプロ野球にとって悪いことではない。
若手有望枠のポジションが外国人選手に
奪われることなく競争することで納得できる。
ノイジーもミエセスもレギュラー確約ではなく、
森下、前川、井上、野口らとポジションを争う。
バースの再来と煽られて過剰に期待し、
バースの幻想に悩まされる呪縛からの解放。
虎党はムダにストレスをためることもない。
時代は大谷翔平がMLBでタイトルを取り、
吉田正尚と鈴木誠也はチームの主軸を担い、
今や彼らがバースのような存在になっている。

今週の虎党の呟き🤭

これからは助っ人に頼らない優勝に価値がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?