ヒロ@恋愛工学生/ネトナン/with攻略

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  • 【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

    非モテ大学生の五十嵐隆史が、Twitterでモテコンサルを行うヒロの指導のもと、大学デビュー、童貞卒業を行い、次第にアルファメールに成長していく物語。共通言語は「ぼくは愛を証明しよう」で掲げられている恋愛工学〜恋も愛もすべてはテクノロジーが勝利する〜。

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#8:解雇【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「この後はコリドーにストナンですよね?」 この日の隆史はとにかく張り切っていた。酒は弱くない。緊張を解放したく、ヒロよりも1.5倍ほど早いペースで飲み進めた。 ヒロに対する緊張という意味もあるが、きっとこの後は人生初のストナンに繰り出すものだと思って、地蔵にならないように早くから酔っておきたかった。 ヒロ「そうだね!隆史くんが行きたければもちろん付き合うよ」 隆史「あれ、ヒロさんがお手本を見せてく

    • #7:乾杯【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

      ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「隆史くん、来週の金曜日は予定ある?もしよかったら一杯おごるよ^^」 珍しくバイトのシフトが入っていなかった隆史は二つ返事でヒロの誘いに乗った。 「そう言えばこの前もラブホテルの写真をTwitterに上げてたな。どれだけイケメンな人が来るんだろう?ぼく愛に出てきた永沢さんのような人なのかな?」 女の子とデートをするぐらい(と言ってもしたことはない)緊張しながら隆史はヒロとの会食日を待った。真面目な隆

      • #6:体育会系【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

        ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「まずは街に繰り出すことから始めればいいですか?」 さすが元野球部という言葉が似合うほど、隆史は体育会系っぷりを見せる。ヒロは隆史にコンサルティングすることを約束したが、あくまでLINEのメッセージと電話でのサポートだ。 「隆史くん、威勢がいいのはいいことだけど焦りすぎはよくないよ笑」 「コミットメントを高めるため」という理由も兼ねて、ヒロはコンサルティング費用として隆史に15,000円を請求した。

        • #5:弟子入り【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「ヒロさん、ぼく愛読み終わりました!」 本当は全てを読み終わっていなかったが、数ページを残しながらも隆史は治らぬ興奮を元にヒロへTwitterのDMを送った。 「隆史くん、お久しぶり。早速読んだんだ!早かったね!」 「ぼく愛」では主人公である渡辺くんが、永沢さんという恋愛工学を実践する指導者のもとで非モテからモテ男に変わっていく。隆史は自分を渡辺くんに重ねて一ページ、また一ページと読み進めていった。

        #8:解雇【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

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        • 【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら
          7本

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          #4:課題図書【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「DMありがとうございます。大学2年の五十嵐隆史と申します。」 隆史はヒロからDMを受けてから数千にもわたる過去ツイートを遡って読み返していた。当事者は特定できないものの、明らかに女性と来たラブホテルの写真が定期的にアップロードされている。「即」?「スト値」?これら何を指す単語なんだ? 隆史は好きな女子に送るが如く、自分の今までの非モテぶりを長々とヒロにDMした。年齢=童貞であること、もてたくて赤学に

          #4:課題図書【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          #3:邂逅【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「こんなはずじゃなかった…」 大学デビューを志した隆史だったが、結局2年生になっても彼女ができないままでいた。周りの友人たちはカップルでの仲睦まじい様子をインスタグラムにアップしている。意味不明な#(ハッシュタグ)と共に。 その写真が取られた時間の前後どちらかに、若々しい二人のセックスが必ずされているであろう様子を見ると、何とも言葉にならない感情になる。そうして隆史はスマホのブックマークにある「wik

          #3:邂逅【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          #2:思春期【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「ごめんなさい。部活があるので。」 豊知工業高校は男子校とは言え、愛知県では名門の野球部ということもあり他校の女子からも人気だった。 女子は「甲子園を出場する(目指す)彼氏」と付き合っている自分が可愛いだけだ。もしくは友達に自慢したいという理由で野球部員の連絡先を聞きたがる。丸坊主で泥だらけで練習ばかりで遊ぶこともままらない野球部と付き合うメリットなんて他にない。 お世辞にも「イケメン」と呼ばれるほ

          #2:思春期【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          #1:上京【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などは関係ありません。 「ここが赤学か。」 五十嵐隆史(いがらし たかし)が上京して来たのは都内の赤川学院大学(あかがわ学院大学:通称「あかがく」)に四月から入学するためだ。東京での生活はもちろん、一人暮らしをスタートすることに期待で胸がいっぱいになる隆史は、その日受験以来に訪れた赤学の門をくぐった。 赤川学院大学は「高学歴」と呼ばれるほどの難関私大ではないもが、キャンパスは表参道に位置し、おしゃれなイメージが強い。偏差値は

          #1:上京【小説】もし非モテの大学生が藤沢数希の「ぼく愛」を読んだら

          人気YouTuberから4分16秒で学ぶモテマインド

          <アジェンダ> 1. はじめに 2. 45thシングル『俺たちのラブソング』 3. ファンの夢を叶えるモテマインド 4. だけどブスとデブは抱けない 5. レペゼン地球がスタンダートになる日まで 1. はじめに「レペゼン地球」というYouTuberが若者から絶大な人気を集めている。DJ社長(木元 駿之介)を中心に活動する福岡県出身の5人組のDJグループで、下ネタ中心に斬新なネタを立て続けにアップする傍ら、自主製作している曲も高頻度で公開している。 登録者数も100

          人気YouTuberから4分16秒で学ぶモテマインド

          「勤め人」だけど「商品」を持ってみよう

          <アジェンダ> 1. はじめに 2. サウザーさんのススメとは? 3. 対象は会社に不満を持っている人? 4. いつからだろう?調教されていたのは。 5. そうだ、「商品」持とう。 6. 「誰のためか?」を忘れない 1. はじめに週刊金融工学読者にとっては、著者の藤沢数希先生以外にも何人も「先生」と仰ぐべき人物がいる。その一人が「誰よりも愛深きゆえに愛を捨てた男」で有名なサウザー先生だ。ボイスメディアVoicyでも300万再生を突破するほど、注目を集める人物でもある。 2

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          僕が僕であるためには本当に"勝ち続けなければ"いけないのか?

          <アジェンダ> 1. はじめに 2. noteをはじめたきっかけ 3. そんな自分が、まさか鬱病になった 4. 自分探しの旅へ 5. 自分を許してあげる 1. はじめに一発目の記事のタイトルだが、故・尾崎豊氏の名曲「僕が僕であるために」から一節を借りてみた。キャリア相談に多く乗ることも多い自分だからこそ、この経験をnoteに投稿し、新しい価値観として受け止め、同じ悩みを持つ方のためになればと考える。 「僕が僕であるために、勝ち続けなきゃならない。正しいものは何なのか?」2

          僕が僕であるためには本当に"勝ち続けなければ"いけないのか?