見出し画像

鍋でごはんを炊くこと

しばらく圧力鍋でご飯を炊いていたのだけど、結果的に普通の鍋での炊飯に戻した。久しぶりに元の鍋で炊いたご飯を食べてみて、やっぱりこっちの方が好みだな、と感じる。

圧力鍋で炊いた知見が細かいところで地味に役立っていて、例えば水の量は今までちょっと少なすぎたな、と。普段のご飯は無洗米に雑穀(押し麦、丸麦、蕎麦の実)を8:2の割合で混ぜている。この場合、水分量を重量比1.33くらいにしていたのだけど、それだとやっぱりちょっと硬すぎたみたい。1.40に変えたところ、柔らかすぎず硬すぎず、結構しゃっきりしているけど割とふっくらな食感に。

そうそう、こういう感じが好みなんだよ。
なんて独りごちたりして。

蓋はガラスなので中の状態もわかりやすく、お焦げもつけやすい。
やっぱりこっちの方が性に合ってる。

いまどき鍋炊飯のやり方なんて巷に溢れているけれど、一応自分の場合の具体的な炊き方を書いてみる。誰かの参考になるだろうか。

使う鍋:20cmのティファールの鍋(インジニオ・ネオ シリーズ)

前日寝る前に無洗米+雑穀類と、その1.40倍の重量の水を鍋に入れる。例えば米+雑穀で 600g なら 840g の水。無洗米なので研がない。夏場、気温が高いことが気になるのであれば冷蔵庫に入れておく。

朝起きて、コンロで鍋を火にかける。鍋からはみ出ないくらいの強火。

8分ほどで沸騰してくる。ごはんの泡が鍋を上ってくるので、耐熱性のしゃもじなどで軽く上下にかき回して、蓋を閉じる。

もう一度ごはんの泡が上ってきたところでタイマー2分スタート。強火だが、少しだけ火力を落とす。

強火中、吹きこぼれそうなら蓋を開けても良い。

2分経ってタイマーが鳴ったら、弱火に落とす。タイマー10分スタート。

10分経ってタイマーが鳴ったら火をとめて蒸らし時間へ。再度タイマー10分スタート。

蒸らし時間が10分経ったら出来上がり。

タイマーが鳴る直前あたりで鍋の音を聞いて、チリチリ言ってたら少しお焦げができている証拠。チリチリ言っていなかったら、そこで少し(10秒くらい)チリチリ言うまで強火にしてやるとお焦げができる。やりすぎ注意。

炊飯時間は火にかけてからだいたい30分少々。たぶん、少し長めの炊飯時間だと思う。もっと早く終わらせてしまう人もいそうだけど、自分の場合は雑穀が入っているので少し長めにした方が良いかな、と思ってこれくらいにしている。

雑穀が入っている分、割とぽろぽろした食感になると思う。もちもち、という感じはあまりしない。カレーに合わせることが多いので、どちらかというとこういう食感の方が好みなので。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?